旅する事
プロフィール欄に記載している
【何処にでも行こう、何にだってなれる】を
打ち立てるきっかけとなった話。
成人式をすっ飛ばし、その旅の準備を優先させたからよく覚えている。
当時、熱中していたロックバンドのライブツアーの最終公演が東京の武道館で開かれる。
知り合いの縁でそのオーラスライブに参加する事になった私は、チケット抽選の当落発表後、初めて旅行会社に行き、ホテルと新幹線を予約。
地方公演の2つに参戦して、気持ちを十分に温めてから最終公演へ。
ひどい豪雪だった。雪の影響で新幹線が2時間も遅延して凄く焦った。ホテルに着いて荷物を預け、入場時間が迫る中私は急ぎ足で武道館へ。何とか待ち合わせた知り合いと合流できた。ライブは最高。遠い場所、初めての旅路、見たことない景色。経験から得るものは大きく、新しい自分と出会う事の楽しさが何よりも輝いた。
〜何処にでも行こう、何にだってなれる〜
この理念が生まれた。
それからも、東京には何度か足を運んだ。
期間限定のカフェを満喫する為、
大学卒業祝いの2泊3日の1人旅行の為、
好きなタレントさんがテレビで訪れたクリスマス雑貨店に母と日帰り旅行の為。
目的が違えば味わう感動も出逢う景色も違う。
旅は面白い。
もっと沢山の場所に足を運んで、色んな風景やものに触れ合って、豊かで刺激的でワクワクさせてくれるエネルギーを吸収したい。
しかし“今”は遠のいてしまっている。
寂しいのが本音だ。嗚呼、早く自分の心ときめくものを求めて行動したいものだ。