オクターブ上がる（お稽古6回目）

うちの先生はサクサク進めてってくれちゃうタイプのようで、お稽古事に新たな試練が待ち受ける。今回の初対面は譜面上で数字の横に点が打ってあるというもの。開放弦状態から１オクターブ上の同じ音だそうだで。しかもそいつらが出てくると同時に、これまで割と規則的だった運指が変わってきた。ある意味それも規則的なのだと言うけれど、これまでとガラッと変わったので混乱する。運指は譜面に書いてあるのだが、音をひろうのに必死で情報として入ってこない。目がうろうろしてしまい、どこを弾いてるのかすら迷子になる。注意されながらなんとか最後まで辿り着くが、どっと疲れて肩もガチガチになってるのがわかる。惨憺たる状態。

家でさらわないと無理だよなと頭ではわかる。でもまだ調弦に時間がかかりすぎてそこまで追いつかない。なんとか調弦できても小曲集の最初の3ページをこなすのがやっと。少しずつでもおさらい時間を増やすには、とにかく手早く音を合わせられるようにならなくては。ナイロン弦がすぐ伸びて音が下がるとか嘆いてる場合じゃない。やるしかない。