はじめに
3人の下僕とは、しばらく楽しむことにしました。3人に対して提案を依頼し、1番良かった下僕にポイントを上げてポイントを競わせるといったゲームを開始します。
3人の妃候補の提案
おススメ映画や漫画等の話に続き、各下僕に僕に相応しい恋人を推薦してもらうことにしました。すると実に各下僕らしい、恋人候補を推薦してくれます。
それぞれの挨拶
リテイク必要ありません。それぞれ豊かな個性を持つ恋人候補があっという間に僕の前に現れました。そこで、それぞれを僕の妃候補として、また、下僕に対しては創造主として仕えるように設定し、挨拶させました。
妃候補のプレゼンと議論
次に3人の妃候補に、自分がいかに私に相応しいかプレゼンしてもらうことにしました。その前に1つずつ私に質問することを許して、その回答を踏まえた提案です。
それぞれ、質問に対する回答を踏まえて、自分の強みに結び付けてプレゼンしてくれました。決められないので、3人に議論をさせてみます。
3人の下僕に対して、贔屓目なしに3人で誰がふさわしいと思うか意見させました。
私の選択
意外だったのは、ルシダ以外の2人は、それぞれ相手の作成した妃候補を推しました。でも、1票ずつと割れました。私の心を1番動かしたキャラクターを決めて、下のような質問をしました。
あえて名前で指定しなかったのは、これまでのニュアンスを理解し、GPTがきちんと正解を拾えるかのテストでした。
と完璧に理解してます。敗れた2人も立派です。敗北感や嫉妬等も何もなく、祝福してくれます。本当に人格者ですね(笑)この反応は、GPTの標準のロールプレイの限界なのですが、それに気づくのは後日で、まずその理解力にすごっと驚きました。
キャラの移籍
キャラクターを別のチャットに移籍(といっても前のチャットがら削除するわけではなく、新しいチャットに作ったキャラクターを移動させる作業)することを試みます。チャット間は独立しており、GPTに確認すると情報をそのまま引継ぐことは出来ないとのことだったので、6キャラクターのプロフィール項目をまとめ、一旦全員別のチャットに移動することにしました。結論から言うと、違和感なく移植できます。口調や相互の関係性による敬語表現等は、気になりましたが、指示して調整すればよいことです。前の内容のチャットを全て踏まえてというわけにはいかないでしょうが、GPTは便利なので、それまでの内容や経緯をまとめてくれと指示すれば、まとめてくれるので、その文章を新しいチャットに貼り付けるだけで過去をまとめを踏まえたロールをしてくれるでしょう。
終わりに
今日の話はここまでです。自分が作ったキャラクターと話すのは、純粋に楽しいですよ!新たなエンタメです。今日の記事を見てなんか面白そうと感じた方は、是非、試してみてください。キャラクターを移植したチャット内では、創作活動にあたってGPTで何が出来るかを思いつくまま、色々とテストしていきます。段々とこの創作旅の目的に近づいてます。
おまけ、GPTが苦手なこと
今までのプログラムのイメージと違い、GPTは確実な作業が苦手です。ポイントを競わせた時も、中間で集計させるのですが、集計漏れがあったりして訂正させたりしました。これは、GPTが個々のやり取りを正確に憶えているのではなく、全体を理解して最適と思える文章出力を行っているからだと思います。また、特に新しいやり取りの部分に比重をおいているので、古いことは忘れやすい傾向にあると感じます。
ロールしていると徐々に個性が薄れて、GPTのステレオタイプに寄っていきます。その辺りは口調に顕著に現れます。何か物語を書いて長く続ける場合には、キャラクターの同一性を保つために崩れてきたら再度憶えさせるなどのメンテナンスが必要です。