メジャーセブンスと日本語の相性
久しぶりの歌声紀行。
端的に。
メジャーセブンスのコードと日本語は相性がいい。
なぜか?
実は平均律の7度というのは、ルート音に対して、純正律の7度よりも11、7セントほど高くなっている。
なので、本当に気持ちいいピッチはもう少し低い。
日本語は言葉によって使われる筋肉の都合上、フラットしやすい性質があるので、メジャーセブンスに声を当てる時に平均律よりもピッチが落ちても何となく違和感なく聞こえる。
これが、メジャーセブンスと日本語の相性をよくしている要因だと思う。
メジャーセブンスは日本語に対して懐が深いなと、歌いながら感じている。