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[大学] 2024.06 学習記録


専門科目・対面スクーリング「タイポグラフィ1」のお話。


webデザイナーの弱点・フォントの授業なので、とても楽しみにしていました(「書体」だと授業で教わりましたが、デジタルフォントばきばき活用者なので「フォント」表記にしています)



そしたらね。

先生、手作業カーニングする人だった。


私も目は良い方なんですよ。1px(webであつかう最小単位)のズレは見えるので「1pxズレているので修正してください」とか平気で言うので、イヤがられたりするのですが。

ちなみに、これが1pxのライン。
1pxのライン     1pxのライン



デザイン業界にいると「昔はぜんぶ手作業だった」という話はよく聞くのですが、入ったときからデジタルなので「大変でしたね」くらいの認識だった、ヒマラヤの雪男とかツチノコのようなUMAな先生とか、畏れ多い。

よし。この2日間は自分が人間であることは忘れてサンドバックに徹しよう。1pxしか見えない私なんて鼻息で吹き飛ばされる。見えないものまで見切る人だ、心してかかれと思っていたら。


先生、優しかった(当社比)


「そんなこともできないのか!」という謎のプレッシャーを感じながら作業してたけど、さすがに同じ文字を見続けるのはきっつい。なにが正解でなにが間違いなのか、すぐにわからなくなる。


講義をふくめ、2日間ビッチビチにやったからダメージが1週間くらい抜けなかったけど「目が良くなった」成果は感じています。

とにかく、授業で作った課題の精度がヒドイ。目に留まるところに置いて、隙あらば確認しているけど、見れば見るほど書体の美しさ以外いいところがない。


土下座して先生に弟子入りして「見えません!私には違いが見えません!!」って泣きながら(泣いても許してもらえない)、カーニング修行した方がいいのでは?……という気がしている。


基礎がないから大学に来たけど、学生のころにこんなことやっているなら、実務でどんなに頑張ってもそりゃかなわんわと納得もした。



読んだ本など、インプット

大学の課題・図書館
・イラストレーションの展開とタイポグラフィの領域
欧文書体
デジタル色彩デザイン
物語 京都の歴史
こころの情報学
ネットとリアルのあいだ
新版 京都の洋館
京都レトロ散歩


地元の図書館
池上彰の「天皇とはなんですか?」
日本の歴史 1


美術館・博物館
・日本の仮面――芸能と祭りの世界 @ 国立民族学博物館


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