ダイエットはしたいけど甘いものも食べたいの2021/1(6)
甘いものが食べたい。
間食を控えるべきなのは分かっている。金銭的にも健康的にも、食事以外に食べ物を口にするべきではない。そう頭では思いはすれど。
現在(2021/11~2022/01)の仕事現場は閑散期。覚える仕事は多かったし、相談することもあったはあったのだが、手が空く時間の方が圧倒的に多かった。
手順を書いたノートを仕事用のPCに整理したり、先達の残した仕事の軌跡を辿って勉強したりしながら、私は言いようのない物足りなさを感じていた。口寂しさである。何か食べたい、噛みたい、口にしたい。
水を飲んで誤魔化したりしたが水は無味である。寒いからトイレに行く頻度も心なしか増えた。
これはこれでよくないのでは……?
何か食べたい。でもダイエットに繋がるものがいい。ガムはダメだ。仕事の都合、電話を頻繁に使うのでガムや飴は選択肢に入れない方向で考えよう。おからのクッキーとか良さそうではあるが、金銭的事情がそれを良しとしない。
おからに限らず大豆製品というものは日持ちしないことが多く、管理をおろそかにしたときはアタると危ない。それとこれは個人的な主観ではあるが、おからのクッキーは手間がかかるのか、少し割高感を覚えている。
(小麦高騰の影響で、結局のところはそんなに差がなくなってしまうかもしれないけれど)
そこで目を付けたのはナッツとドライフルーツである。
両者はカロリーが高めのヘルシーフードといわれている。
それはそうだ、ナッツにしろフルーツにしろ、それらは元々大きく成長するためのものを蓄えていたのだからカロリーオフであるはずがない。あのゴマからだって油が出るのだ。
※詳細は各々で調べてみてね!
それでも私がこれらを選んだ理由としては……特にこれというものはなかったが、お菓子を食べるよりはビタミンやミネラル、食物繊維に期待が出来ると思ったからである。詳細についてをここで書くのは控えるが、カロリーしか含まれていないというわけではないのである。
某商店に、ナッツ&ドライフルーツという大袋の商品を発見した。ナッツもドライフルーツも、それなりにいいお値段のする買い物ではあるが、大袋であるなら1グラムあたりの価格が下がるのでは。
早速私は食べすぎを防ぐために小分けして持ち歩けるようにした。食べ歩くわけではないが、仕事場で食べられるようにするのだ。一回30グラム。これを二日で食べるスピード感。
忘れてはいけないのはかならず「よく噛むようにすること」である。
電話を使う都合、大いに食を堪能するよりは小口でチマチマ食べた方が支障が出ない。ナッツかフルーツを一つ、つまんだらとにかくよく噛む。これを心がける。甘味と噛み応えが私の欲求を少しばかり鎮めてくれたのは事実だ。
残念なことに気が付いたのは大袋もそろそろ底をつくというところだった。
フルーツには砂糖がまぶしてあることに気づいたのである。「甘くておいしーw」とか思っていたが、それも当然だったわけだ。砂糖を食べてる、とまでは思わなかったが多重にカロリーを摂ったような気分がしたのを覚えている。とても美味しかったのは確かなのだが、目的からは逸脱している。
私は別の手段を探すことにした。他にないか……?
適度な飢えは人を成長させる……。
カバー写真:pixaboy
撮影者:PhotoDhaba