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【本のこと】ひまわりが咲く頃、君と最後の恋をした 発売!

『ひまわりが咲く頃、君と最後の恋をした』が発売されました!(もう1ヶ月たってるけど)

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あらすじ
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中2の芽衣は、母の期待にこたえようと、大好きな絵をあきらめることに。ある日、学校の屋上で泣きながら自分の絵を破り捨てていた芽衣の前に、「エージ」と名乗る先輩が現れる。「オレの絵を描いてよ」と言う先輩は、強引だけど優しくて、芽衣の心を軽くしてくれる不思議な人。先輩と話すことで、芽衣は心の奥に隠した本当の気持ちを取り戻していく。でも、そんな矢先、先輩の哀しい秘密が明らかになって――?優秀賞受賞の、涙の感動作!!
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初!野いちごジュニア!

この作品は、第4回野いちごジュニア文庫大賞で優秀賞をいただいた作品を改稿したのち書籍化したものになります。
結果発表が8月末で、3ヶ月ないくらいで発売だったので、いろんな人に驚かれました。
私もビックリ笑
でもなにより、イラストレーターの福きつね先生の仕事の速さにめちゃめちゃビックリしました…!
児童文庫でイラストカットもたくさんなのに、もうできてる!?ってなりました。
しかもこんなに素敵なイラストを…。(中のイラストカットも本当に素敵なんです!)
毎回思いますが、イラストレーターの先生方には時間のない中素敵なイラストを仕上げてくださって感謝しかないですね…。

この作品、実はかなり昔に、1話だけ書いて放置していたものに手を加えてできました。
当時「書きたい!」と思ったものの、出せるコンテストが見当たらず、いつか出せるものがあったら続きを書こうと思っていたのです。
今回野いちごジュニア文庫大賞で「感動部門」の募集を見かけて、これを出したい!と思いました。
1話はほぼ当時のまま。2話以降は、より野いちごジュニアとして受け入れられるようにプロットを直して書きました。
児童文庫にしてはちょっと大人っぽく書いていますが(みらいに比べて)、それは野いちごジュニアで出ていた「感動モノ」がわりと大人っぽく書いてあったからです。
結果として部門賞をいただくことができ、挑戦してよかったなと思います。

芽衣とエージ

とてもお気に入りのキャラになりました。
芽衣は、必要とされたくて、自分をみてほしくて、自分の気持ちを押し殺してしまう子。
必要とされないのもつらいけど、やりたいことをあきらめるのもつらいですよね。
そんな芽衣の前に現れたエージ先輩は、明るくてノーテンキ…に見える笑
でも芽衣はそんなエージに救われていくんです。
芽衣たちに感情移入して書いていたので、途中、本当に辛かったです。
でもそれを乗り越えてのラストシーンは、清々しさもあって…。とても好きなラストになりました!

最後に

書きたいものを書いた!という点でも思い入れの深い作品になりました。
それに、私らしい作品にもなったんじゃないかなと思います。
表紙に惹かれて…でもいいので、たくさんの方に手にとってもらえるとうれしいです!(今からでも大丈夫!)
よろしくお願いします!




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