胸中の温気

言葉のまことのみちをわけ入れば
昔の人にあふここちせり(明治38年)

まことの道をわけてみれば、ことばのおくからその人の息づかいがきこえでくる。その人にふれる思いがする。言者のちからを通してしか昔の人の思いにであえないのかもしれない。胸中の温気でことばを溶かしていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?