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夜に駆けるは思ってたより難しかったよ
4/23(金)・4/24(土)に開催した、ぺるあん史上初のスプリングコンサートの裏話を公開していきます!
第二弾は、新収録曲であるYOASOBIの『夜に駆ける』に参加した団員が、演奏の感想とともに、打楽器アンサンブル版のそれぞれのパートの聴きどころをご紹介します。
第一弾はこちら▶▶▶「入ってよかった」と思える団体へ
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こんにちは、今回の春コンで4重奏『夜に駆ける』のマリンバの低音を担当してる稲垣です。このnoteはこの曲思ってたより難しかったよっていう話を(担当パートを中心に)しつつ、各パートに対する僕の感想を書いていきます。タイトルに偽りないよ。
ビブラフォン
一押しはやっぱり中間部のソロですね。原曲でいうと2:24からのところです。原曲ではピアノソロが炸裂していた部分ですが、ここは限られた練習時間の中で重点的に練習した部分の一つです。他の部分も万遍なく難しそうでしたが、担当者さすがです。終わったら画面越しでも拍手していただけると嬉しいです。
マリンバ1st (高音担当)
「チックタックと」のリズムが難しい、かつ噛み合ったらかっこいいということで注意して聴いてほしいです。ここは鍵盤三人で同じリズムを叩いているのですが、マリンバ1stはメロディを担当していますね。きれいに当たると奏者もみなさんも気持ちがいいところです。ちなみにビブラフォンとマリンバ1stが共に苦労していたと思うのはサビの部分でした。8分音符のメロディを両手でたたくのが大変そうなのと、ここだけはミスりたくないという気持ちが強そうでした。
マリンバ2nd (低音担当)
僕が担当してるパートです。ヘ音記号が読めないのにどうして選んだ?それはそうとしてこのパート、僕が思う低音あるあるな難しい部分が顕著です。何かというと、メロディじゃない部分を担当するから自分の音が分からんということです。実際に聞いていただくか映像見てもらうとわかると思うのですが、Aメロ(「さよなら」だけだった~、の部分です)などの裏でとても頑張っています。何度も聞いたことあるはずなのにそんなことが裏で流れていたことは知らなかったので勉強になりました。難しかったけど。YOASOBIがボカロ曲にルーツを持つからなどメンバーと話をしていたのですが、実際はどうなんでしょう。なんにせよ難しかったです。
ドラム
この曲の中では譜面が比較的簡単(とか言ったら怒られそう)だったので要所要所でアレンジを加えてました。一般的に打楽器アンサンブルでドラムが頑張ってしまうと鍵盤がかき消されてしまうので複雑なリズムは叩けないものですが、それでも居ないと悲しいものです。そんななかでも聞いてほしいのがサビ直前などの決めの部分(言い方あってますかね)ですね。バンドや吹奏楽でもそうですが、打楽器アンサンブルでは他の楽器群の音量も相まってより際立って聞こえてくれます。サビに入る前に一緒にテンション上げていきましょう。
まとめとおまけ
読んでみて「なんか裏でいろいろやってるんだなあ」とか「今度ちゃんと聞いてみよ」と思っていただけたら嬉しいです。僕はバンドの曲を聴くときドラムばっか聞いてしまう質なのですが、今後はベースやらピアノやらに耳を傾けてみたいと思います。ここに挙げた部分だけでなく、自分の好きな部分に着目して聞いてみるのも楽しいと思います。本当は2020年の紅白でYOASOBIが歌っていた場所である角川武蔵野ミュージアム(東所沢にあります)に行きたかったのですが、予定と時世のせいで断念。大手をふって出かけられるようになったらいきたいと思います。マリンバ2ndは思ってたより難しかったよ。