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【イベントレポート】紙とふれあう

10/28(土)に行った上映会+ミニイベント『紙とふれあう』のイベントレポートです。
(インスタ投稿の割に文量が増えたのでnoteにしました。
https://instagram.com/usura_casura?igshid=MTd4aWUxYjIxdjlmcQ==)


◎上映会+座談会◎

遠野和紙楮保存会の方をゲストに民映研「小川和紙」の鑑賞。

今回の撮影地、埼玉県小川町には研修として訪れたり、茨城県大子町の那須楮保存会とも交流があるということで昔と今の様子の違いを見れて面白いとの声。

技術的な面で
"あのシーンはこういう事"
"ウチの方ではこうしている"
という話を聞けたのは、実際に作業する人からの視点・知識があっての事。

鑑賞中に小声であーだこーだと話をする様子が見れたのは個人的喜びだった。

さらに座談会では和紙作りの現状や課題などの話も…
第一に担い手不足の大問題がありながらも、
個人的にとても重要に感じたのは

"和紙の漉くまでの仕事の方が
ウエイトが大きい"

ということ。

原料となる植物を管理しながら育て、細かな作業の工程や選別を経てようやく紙を漉くことができる。

WSや体験研修となると紙漉きになってしまうが

"その作業のことも含めて
和紙の良さを伝えられたら良いね"


そんな話になった。

さらには和紙の場合は出来上がってもまだ材料だ。紙そのままを使われることは少なくなってきている。
どのような使い道があるのか模索は続く。

そんな和紙作りの繁忙期は冬。
"遠野"和紙と地域の名がついているが
他地域在住者であってもウェルカムだそう。

詳しい活動情報は遠野和紙楮保存会へ
https://instagram.com/tonowashi_kouzo_hozonkai?igshid=MXdubm9scHQyZnp2Mw==

興味のある方をどしどし募集中だ。

◎しおり作りワークショップ◎

大人から子供まで様々な年代の方に目を向けて頂けた。
遠野和紙を知っていた人がほとんどだが、手にする機会は少ないようだった。

遠野和紙はいわきに2件しか無い県指定伝統工芸品のひとつ。
しおりづくりのキットは自作できたので、折にふれてWSの機会を設けられたら…と思った。
(そして微量ながらも勝手に応援していきたい…!!)

◎地域イベントに参画◎ 

"なんかやってるぞ""開いてる店があるぞ"と老若男女問わずふらっと入ってきてくれたのは、
同時多発的なイベントで回遊性が生まれたからと言えると思う。
認知度を上げるという意味でも周囲のイベントの日に合わせて開催できたのは有難かった。
(いわき街なか一箱古本市様、じょうばん街工房21様、そしてKuramotoの皆様に感謝🙏✨)

今後は引っかかったアンテナが広がる活動ができれば…!!



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