行方不明という感情を知る【行方不明展】
皆さんは最近SNSを騒がせている「行方不明展」という展示会を知っていますか?
7月19日から9月1日まで三越前で行われている、4つの「行方不明」を題材とした展示会になります。
【行方不明展とは】
完全にフィクションをうたっており、実際に貼ってある張り紙や手紙などは架空に作られたものであるということです。
しかし、オフィシャルサイトや展示会に行った際にも「この展示はフィクションです。」という文字が目立つため、逆に「本当にあるのでは、、?」と思うぐらいに作り込まれていました。
基本的に人のいる時間は当日券はあまり期待できないので、チケットを前もって購入することをオススメします。
【4つの「行方不明」を見る】
会場は1階と地下1階に別れており、
・身元不明の「ひと」
・所在不明 の「場所」
・出所不明 の「もの」
・真偽不明 の「記憶」
の4つの行方不明を体験することが出来ます。
全ての展示で写真撮影が可能で、SNSでもかなりの数の展示が上がっています。
また、テーマごとに感じる不安感や不快感が変わる体感があるので展示初心者の方でも楽しめる?展示になっています。
【行ってみての感想】
感想としては、人の感じる絶妙な不安感を上手く引き出しているなと思いました。
誰もがなんとなく体験したことや、触れたことがあるものに近いものが多く、もしかしたら自分もあるのかもしれないと想像させられます。
そして血や悲鳴などを使って驚かせたり、グロテスクなものを見せられる訳ではなく、ジワジワと不安感を煽られていくものです。
今もやっているかは分かりませんが、「世にも奇妙な物語」などが好きな人や、なんか見てしまうという人にはかなりオススメです。
【終わりに】
ぜひ皆さんも【行方不明展】に行ってみてください。
もしかしたら過去に行方不明になったものや人を思い出すかもしれません。