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円安の将来:一発で40円円高になるって?!〜日本を操る影武者米国〜完
みなさん、こんにちは!
米国株式義塾です。「円安の将来:一発で40円円高になるって?!〜日本を操る影武者米国〜」第3回です。
第2回はこちら
最近のドル円相場は160円を突破したり、はたまた一気に下落したりと大きな動きがありました。
数年前には1ドル140円台でも高いと感じられたのに、現在はさらに円安が進行しています。
第3回では、円キャリートレードの視点を交えながら円相場の未来について解説していきます。
さあ、早速見ていきましょう。
足元の円安、まず状況を確認しましょう
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ほんの数年前には1ドルが110円程度の為替レートを当たり前のように考えていた時代がありましたが、今では150円も上回っています。 皆さんもよくご存知の通り、これを円安と言います。 こうした背景から、世界的に「円で米国債に投資する商品」が2023年末から今までの間にものすごい勢いで登場し、多くの海外投資家の注目を集めています。あ、もちろん、昨年末1ドル140円近辺の時に円を買い、円高回復を期待した多くの投資家の評価損も残念ながら日々大きくなっています。
近年、投資に興味を持つ方々を増えつつあることから、常に様々な投資方法を探している投資家にとって、円市場の重要性はますます高まっています。
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ここで現在の状況を確認してみましょう。
ドル-円為替レートは、1998年の底値を突き抜け、引き続き下に、下に円安が進んでいる状況です。
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お隣の国、韓国とのウォン-円の為替レートも同様です。 ただ、ウォン自身も円同様にドルに対して下へ、下へと急落しているので、その差がドル-円ほど急激ではないだけで、似たようなものです。
円: やぁウォン!最近ドルに対する円の購買力が紙くず化中なんだ
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ウォン: おい、お前も? 俺もなんだ!
円:それでもお前は俺よりマシだな。
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円相場が安すぎることが分かるエピソードがあります。
日本でiPhoneを買って海外に戻って転売する行為があまりにも横行しました。転売がひどすぎて、2022年には日本のアップルが免税購入を停止するほどでした。
アメリカの操り人形になった日本:彼らは円の価値を引き上げる気がない!
前回は円安についてお話しましたが、このコンテンツで書いたように、日本銀行(BOJ)が2024年に入って基準金利のような様々な部分で過去20~30年間変わらなかった政策を手直ししているにも関わらず、円の価値はどんどん下がっています。
そこで本日のコンテンツでは、今回は
円キャリートレード(Yen Carry Trade)
の視点を新たに紹介しながら、円の見通しはどうなのか?円相場は今後もずっと下り坂なのか?という疑問に対する答えを考えてみましょう。
円キャリートレードという言葉をどこかで聞いたことがあるかと思いますが、この用語が重要なのは、円キャリートレードが円安の主な原因であり、市場参加者の間で、円キャリートレードの停止(巻き戻し)が円相場を一気に反発させる最後のトリガーとして扱われているからです。
・円キャリートレードとは何か?
・円キャリートレードが止まる(巻き戻される)というのは何を意味するのか?
・円キャリートレードが円安に与えるインサイトは何か?
これらについて学んでいきましょう!
私たちアメリカ株式義塾は常に質にこだわり、一歩先を見据えた投資インサイトをご提供するよう心がけております。にしてもやっぱり高い200円ですが、100倍以上の価値を込めて作成しました。
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