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「GUCCIやRalph Laurenを辞めて起業したわけ」

ファッション業界で、リアル店舗の顧客体験の改善に取り組んでいるヤノストアマネジメント株式会社の矢野と申します。パンデミックが起こった2020年春ごろから、数多くの友人、知人から連絡をもらうようになりました。「会社のつくりかたはどうやるの?」や「独立するのは大変なの?」「矢野君の会社運営はうまくいってる?」など、いずれも将来の働き方を真剣に考えている様子でした。私が40代ということもあって、ちょうど同世代の仲間たちが考えている最中に、急にコロナによって在宅勤務になったり、企業の倒産や減給などのネガティブニュースが流れたことで、より深く将来を考える機会が増えたのかもしれないです。丁度よいタイミングだとおもいますので、参考になるかわかりませんが「私が起業したわけ」をNOTEに書きます。

心の重力!

結論から言うと私が起業したのは「心の重力に従ったから」なんです。つまり私の場合は「起業したかったから」ですね。40歳ごろから将来のことを深く考えるようになりました。考えているうちに独立したい気持ちが、止められなくなりました。でも正直、借金地獄(笑)になって不幸になったらどうしよう とか、「お前にできるはずないだろ!」と笑われるのでは?という不安もあり、迷いましたが、結果的に判断は大正解でした。今は充実感が半端じゃないです。自信がついて自分が好きになりました。もし起業や独立に興味があって、良いアイデアがあるならチャレンジするべきだと思います。もちろん失敗するかもしれませんので、十分な下準備は必要だと思います。今までとは違う種類の出会いがあります。私のように長く会社勤務してきた人は、可能なら今の会社を辞めずに複業からスタートするのをお勧めします。私の場合、最初は勇気がいりましたが、取引案件ゼロからスタートしました。何とかなるものですね。創業時の苦労話もありますが、それは別の機会に書きたいと思います。

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ファッション業界のリアル

10年ほど前からファッション業界全体に元気がなくなってきたのと比例して尊敬できない上司が増えたように思います。私もマネージャーだったので、管理職の立場も分かります。逆風の中で、短期間で結果を残さないといけないのです。ビジネスが単調になり革新的なサービスが生まれなくなっているように思います。毎年毎年ポケバイのレースのように、カーブの進入角度をギリギリまで調整して、一周のタイムを数%早くする挑戦の繰り返し。革新的なムーンショットには携わることはできないことが多いのです。つまり今のファッション業界で社員として充実して働ける場所は減っていると考えています。逆にいうとこのような環境で尊敬できる上司を持てているあなたは、恵まれていると思います。一生の宝になると思いますので、ぜひ大切にしてください。

今こそチャレンジ!

変化が大きくて、不確かな世の中だからこそ、チャレンジするべきだと思っています。特に組織のマネージャーを経験して実績を出して会社に貢献した人には、フリーで働くなど、色々なチャンスがあると私は考えています。少なくとも私は出来ました。良いクライアントやサポートして頂いた方にも恵まれました。是非、色々な人と出会って一緒に進化しましょう。

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#私の仕事 #働くってなんだろう #起業 #副業  


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