目[mé] 非常にはっきりとわからない
アーティスト・コレクティブ「目[mé]」の美術館初の個展「非常にはっきりとわからない」に行ってきた。
この週は妻の体調不良のため、仕事を早く切り上げたりオンラインにして家事しながら仕事したり忘年会をキャンセルしたりして、仕事、家事、育児に奔走し平日を慌ただしく乗り越えた。
「やっと土曜日だ」と思い、ほっとした気持ちで、妻は家でひたすら療養し、ぼくは娘と出かけた。
前日に社内slackで行く予定だと公言していた猫田耳子さんと時間を合わせて現地集合しようとしたら、偶然行きの電車で一緒になった。行きの電車で、猫田さんが前日に仕事でやってきたワークショップの、うまくいつたことといかなかったことなど話を聞いた。娘はシール貼りをして遊んでいた。
美術館へ
美術館に到着すると、一階部分が改装工事をしていた。「あれ?工事中なのかな」と思いながら、耳子さんと「これも展示の一部なんじゃないの?」と話す。だが、実際にどうや工事中なようだ。
入り口の方にぐるりとまわると、まだ改装工事のように養生され、単管が組まれた様相が続いていく。円柱にぐるりと巻かれた養生シートに「目 非常にはっきりとわからない」と書かれている。もう始まっているのだと気づく。
一階でチケットを購入するために館内に入る。改装工事の現場のような、大規模な展覧会の搬入現場のような様相のエントランスがある。これらがもし設計されアーティストの手によるものだとしたら、大変な作業量だなと感じさせる。
この時点では、いったいなんのことだか一切わからない。
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