図書館横の喫茶店で考えたケアのこと
こんばんは、臼井隆志です。アートの探索マガジンを更新します。
今日は、とある日曜日の体験を綴ります。
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日曜日の午後、子どもたちを連れて図書館に行った。うだつの上がらない雨が続き、急に涼しくなって、気温が25度前後。さーっと降り続くあめのなか、雨具をみにつけて、散歩に出かけたのだ。
終戦記念日のこの日、東京都内のcovid-19の感染者数は1日4000人をゆうに上回り、僕が住んでいる千葉県内も余談を許さない状況になっている。子どもたちは雨の中で一日中家にいて鬱憤が溜まっているようだったし、何より僕が耐えられなくて、図書館に足を運んだ。
千乃が、図書館のなかでスキップする。広い図書館のなかで、本棚に隠れて遊んだり、のびのびとすごす。そんなに人の多くないので、多少の迷惑になるだろうと思いながらも、そのままに過ごしてもらった。図書館でスキップする千乃をみて、少し心が和らいだ。
というのも、午前中にこのツイートを見て不安になったからだ。
元の記事もさらりと読んだ。少し語気の強い書き方なので、警戒しながら読んだが、納得できる点も多かった。
たしかに、3歳の千乃、0歳11ヶ月の千温の発達は、定型的な発達をしているように見えるが、何かが足りないようにも感じられているのだ。具体的には、うまく言えないが…。
何か、子どもたちの刺激になるようなことをしなくてはならないのではないか。そして、ぼくと同じように苦しい思いをしている親たちにも、痛みを分かち合いながらケアしあえるような、そういう仕組みが、場所が、必要なんじゃないかと、考えながら雨の道を歩いた。
しばらく図書館をコソコソとスキップした千乃をつれて、図書館の中に併設されたカフェに入った。アイスコーヒーが250円、オレンジジュースが350円と、ジュースちょっと高いな…とおもったが、お客さんも少ないし、いいかなとおもって足を踏み入れた。
入り口をはいると、「いらっしゃいませー!」と元気な子をかけてくれた女性がいた。
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