インストラクション・アートから想像しえない世界を経験する
こんにちは、臼井隆志です。
今日は「アートの探索」のブログを更新します。地球、ジェンダー、共創の問題をつないだ記事を前回書きました。今回はそれらを接続する触媒として「インストラクション・アート」の可能性について書きました。
このマガジンは、アートワークショップを専門とする臼井隆志が、ワークショップデザインについての考察や作品の感想などを書きためておくマガジンです。週1~2本、2500字程度の記事を公開しています。
ご購読はこちら👇
===
逆境に応答する”しなやかさ”を手に入れるために、ぼくたちはまず想像しなければならない。
気候変動によって変わってしまった地層を想像せよ
パワーによって抑圧される他者の言葉を想像せよ
異なる価値体系を持つ他者との創発を想像せよ
非生物をふくむ人間以外との合意形成を想像せよ
このような想像力を”触発”するものの一つがアートだ。アートによってぼくたちは他者を想像する力を”触発”され、発露させ、それを発露させてしまった自分に驚くべきなのだ。
なかでも、「インストラクションアート」は、想像力を触発する。
次回はこの「インストラクションアート」について、探求してみる。
===
前回の記事をこんなふうに書き終えた。
インストラクション・アートが、ぼくたちの想像力をジャンプさせるものになりえるのではないかという仮説は、この夏前ぐらいから、ふつふつとぼくの身体にわきあがっていた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いただいたサポートは、赤ちゃんの発達や子育てについてのリサーチのための費用に使わせていただきます。