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映画「言の葉の庭」でボロ泣きした話
(以下、特にネタバレはしていません)
私は新海誠監督については別に好きでも嫌いでもなく、「君の名は。」や「天気の子」は鑑賞済みですが「まあまあ面白かった」程度の感想でした。
そして私は昔、大江千里の大ファンでした。当時ファンクラブにも入っていてコンサートも何度も行っていたほど。大江さんは今はニューヨークでジャズピアニストとして活動されています。料理上手で、noteではレシピの販売もされていますね。
ヘルシーで美味しそうなレシピばかりですが、私は料理が苦手なので買ったことはありません。
「言の葉の庭」のエンディングテーマ曲が大江千里の「Rain」のカバーであることは知ってはいたのですが、なかなか視聴機会がなく。というかそんなに自分から映画を見るタイプでもないので。
在宅勤務のノートPCの後ろに置いていた私用PCを新調し、モニターが大きくきれいになったので、ふと、仕事中に適当な映画を垂れ流してみようかなと思い、はじめに「言の葉の庭」を視聴してみたのです。
ちょっと長くなる前に今回の結論を書きます。「この映画はエンディングテーマRainのための映画」「大江千里ファンは視聴マスト」です。
この映画のレビューなどは全く読んでおらず、世間的な評価がどんなもんなのかは知りません。純粋に自分の感想を書きます。
物語自体は特に大きな事件もなく、淡々と進みます。映像がきれいですね。ちょっとずつ、お互いが惹かれあっていくラブストーリーです。
そしてラスト、主人公がヒロインに思いをぶつけるシーンでエンディングテーマRainが流れるのですが、前奏部分ですでにじわじわとこみ上げてきて、歌が流れるともうぼろぼろ泣きました。見終わるまでひとり、声を上げて泣き続けてしまいました。
それまでの淡々とした流れはすべて、このエンディングテーマRainのための物語だったんだと思いました。
私はわざとらしく泣かせに来る映画はそんなに好きじゃないし、J-POPの歌詞に感化されて泣くタイプでもありません。大江千里のRainは昔から好きな曲でしたが、この曲だけで泣くこともありませんでした。
しかし「言の葉の庭」では自然に、泣かせに来るシーンで泣かされてしまいました。これは自分が大江千里ファンだからなのか、そうではなく普遍的にこの映画の手法が優れているのかはわかりません。ただ、大江千里のRainが好きな方は絶対に見るべき映画だと思います。
映画では大江千里ではなく、秦基博のボーカルでカバーされています。カバーではありますが、原曲の雰囲気から大きく変わることはなく、自然に受け入れることができました。この映画に合うよう、より透明感を増したアレンジとなっていて素敵です。
エンディングテーマが流れるまでは仕事をしながらの視聴だったのですが、エンディングテーマが流れてからは完全に仕事の手が止まってしまいました。手にはキーボードではなくティッシュが。自分的には珍しい出来事だったので、珍しく記事にしてみました。
大江千里ファン以外にも、きれいな映像、ちょっと切ないラブストーリー、そんな映画を見たいなという方におすすめです。46分と短いのでサクッと観られます。