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【2日目】USMLEってなに?

こんにちは。ぱやぱや医大生です。
ぱやぱや医大生ですって長いので明日からはぱやです。にしようかななんて考えてます。

今日はUSMLEって何?ってところを医学部に通っていない方でもわかるように解説していきたいと思います。
書いていたら長くなったので興味のある人だけ読んでみてください。
(四年生は実習で病院を回るんですが、科によっては圧倒的に早く終わることがあって今日がそんな日です。なのでnoteたくさん書けるな〜と思って解説していこうとしています。)

そもそもUSMLEって何?

全く医学部についてや医師になるにはどんな資格が必要かわからない方にも分かるようとっても簡単に説明すると、この資格を取ればアメリカで医師として働くことができる免許のことです。日本で医師になるためには、医師国家試験に合格する必要があり、それのアメリカバージョンですね。

USMLE: United States Medical Licensing Examination
米国医師国家試験

そのままですね。

アメリカでは医師になるためには普通の大学を卒業後、大学院的立ち位置にあるメディカルスクールと呼ばれる学校に通う必要があります。「医師は人として豊かな経験を積んで、医学以外の幅広い知見を持つべきである」という考えから、大学で学士号を取得した者でなければメディカルスクールへ出願することができません。様々な背景のある多国籍国家っぽい理由ですね。

(日本の医学部に通っていて感じる、今までこの人勉強しかしてこなかったんだろうなぁとか、ちょっと常識に欠けすぎてるんじゃないかなぁっていう人が減る可能性があると考えたらこの制度はいい制度なのも知れません。)

メディカルスクールでの4年の中で、前半2年で講義と実習、後半2年で臨床実習と研修医研修を行います。この4年間の間にUSMLEのStep2CKまでの合格が必要です。メディカルスクール卒業後にStep3を合格し、レジデンシー(前期研修医)として1〜2年以上実務経験を積みようやく医師免許を申請することが可能です。その後はレジデンシーを経てフェローシップに進み3〜10年で専門医獲得です。

日本の制度よりもはるかに医師になるための段階が多い気がします。日本の大学なら6年間通い、医師国家試験に合格できればみんな研修医になることができますからね。

長々と書いてしまいましたが、USMLEはアメリカでアメリカ人が医師になるために受験する医師国家試験ということです。

日本人がアメリカで働きたかったらこのUSMLEに合格しないと無理だよ〜ってことですね。
ここまで長かった🙂

何故USMLEを受けたいのか?

二浪一留の冴えないぱやが何故USMLEを受けたいのか。受けようとしているのか。
それは、単に海外の文化が好きとか留学に行くからだけではありません。

本音を言えば海外に住んで海外で医師として働けたら楽しそうだなと思っているからです。

壮大なこと言ってるなぁって思うけど、正直日本の未来が心配だし、視野の一つとして入れておいて損はないなっていう気持ちです。

ファシリティードッグにめちゃくちゃ興味があるってことも要因の一つかもしれません。
アメリカだと鬱っぽい症状の患者さんに対して、犬を飼ってみたら?って処方ができるらしいです。ほんとかはわからないけど。
それくらい動物の持つ癒しの力に対して重要性を感じてるんだなぁって驚きでした。

ファシリティードッグについてはまた後日書きたいなと思ってます。

今日の進捗

USMLErxという問題集を解きました。循環器つまり心臓の範囲です。
英語話者が解いて20分くらいかかるものを45分くらいかけて解きました笑
日本語で一度やった内容でも英語になった途端よくわからなくなって、単語力の低さを実感する1日目でした。

今日覚えた単語

覚えた単語厳選して三つずつ記していこうと思います。簡単だけど知らなかったもの、そもそも知らなかったもの色々ありますが3つに絞っていきます。

  • prtal vein
    門脈 いろんな消化管(胃とか小腸とか)から栄養を肝臓に運ぶ静脈

  • cisterna chyli
    乳糜槽(にゅうびそう) リンパ管の集合場所である胸管の始まり。日本語もむず。

  • limph nodes
    リンパ節 日本語で聞いたらめっちゃ簡単な単語なのにわからなくてくやしい

おわりに

長々書いたけど今日はここまでにします。
医学英語の単語を知らなすぎてはやくも挫折しそうな2日目でした。

それではまた明日👋

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