プロ野球 戦力外選手 今期成績比較 (2023投手編)


◎ 椎野 新 (28) ソフトバンク→現役引退→球団職員

中継ぎ 右投げ
推定年俸1900万円
村上桜ヶ丘高→国士舘大→2017ドラフト④ソフトバンク
2023 ファーム成績
2勝1敗3S 防御率1.16
29試合31イニング 被安打18
42奪三振 奪三振率12.19 与四死球率2.03

防御率、被打率、奪三振率、与四死球率、すべてが驚異的だ。なぜこの成績で、現役引退なんだ。

◎ 鍬原 拓也 (27) 巨人→ソフトバンク(育成)

中継ぎ 右投げ
推定年俸2900万円
北陸高→中央大→2017ドラフト①巨人
2023 ファーム成績
2勝2敗6S 防御率1.48
27試合30イニング 被安打22
25奪三振 奪三振率7.42 与四死球率1.48

いくら1軍でピリっとしなかったとはいえ、ファームでは非の打ち所がない成績。これでなんで戦力外になるのか、データだけ見る限り、理解ができない。

◎ 森 唯斗 (31) ソフトバンク→DeNA

先発・中継ぎ 右投げ
推定年俸4.6億円
海部高→三菱自動車倉敷オーシャンズ→ドラフト②ソフトバンク
2023 ファーム成績
5勝5敗 防御率1.54
12試合64イニング 被安打46
57奪三振 奪三振率7.97 与四死球率0.98

高額な年俸に見合う活躍でなかったことは間違いないが、2軍の成績を見るに、まだまだ全然やれそう。

◎ 鍵谷 陽平 (33) 巨人→日本ハム(育成)

中継ぎ 右投げ
推定年俸6300万円
北海高→中央大→ドラフト③日本ハム→トレード 巨人
2023 1軍成績
2勝0敗1S2H 防御率3.18
13試合11イニング 被安打10
11奪三振 奪三振率8.74 与四死球率3.97

チーム事情で登板機会は限られた1年だったが、1軍でもしっかり結果を残しており、どこかの球団に拾われる可能性は高そうだ。

◎ 田中 健二朗 (34) DeNA→トライアウト受験→ハヤテ223

中継ぎ 左投げ
推定年俸3500万円
常葉菊川高→2007ドラフト①横浜
2023 ファーム成績
1勝0敗1S 防御率1.37
27試合26イニング 被安打19
22奪三振 奪三振率7.52 与四死球率2.39

長年、横浜の救援陣を支えてきた左腕。2023シーズンは1軍での登板が少なかったが、2軍では好成績を残しており、2022シーズンは1軍でも大車輪の活躍。まだやれそう。

◎ 三上 朋也 (34) 巨人→ オイシックス新潟アルビレックス

中継ぎ 右投げ
推定年俸1000万円
岐阜商高→2013ドラフト④横浜→戦力外→巨人
2023 ファーム成績
0勝2敗5S 防御率1.29
20試合21イニング 被安打11
19奪三振 奪三振率8.14 与四死球率1.29

巨人に育成契約で入団し、5月に支配下登録を勝ち取り、1軍で22試合に登板したもののオフに戦力外。2軍では無双状態で、まだ引退するにはもったいない。

◎ 吉田 凌 (26) オリックス→トライアウト受験→ロッテ(育成)

中継ぎ 右投げ
推定年俸1900万円
東海大相模高→2015ドラフト⑤オリックス
2023 ファーム成績
2勝0敗4S 防御率1.95
30試合27イニング 被安打11
27奪三振 奪三振率8.78 与四死球率3.58

1軍で19試合に登板して防御率3.24だけでも十分戦力として計算できるが、2軍の成績はさらに優秀。オリックスの分厚い救援陣の中で埋もれたが、他球団でまだまだやれる。

◎ 古川 有利 (28) ソフトバンク→育成契約

中継ぎ 右投げ
推定年俸1300万円
有田工高→ドラフト④楽天→トレード→巨人→戦力外→日本ハム→現役ドラフト→ソフトバンク
2023 ファーム成績
2勝2敗3S 防御率1.43
34試合37イニング 被安打31
42奪三振 奪三振率10.04 与四死球率2.63

現役ドラフトでソフトバンクに入団したものの、分厚い選手層に阻まれ、なかなか一軍での登板機会は得られなかったが、2軍では防御率一点台の無双状態。絶対、獲るべき存在。

◎ 中川 颯 (25) オリックス→DeNA

中継ぎ 右投げ
推定年俸650万円
桐光学園高→立教大→ドラフト④オリックス
2023 ファーム成績
0勝1敗 防御率1.38
21試合32イニング 被安打18
34奪三振 奪三振率9.37 与四死球率1.10

希少なサブマリン。戦力外→育成落ちから2年で再び戦力外に。ただ、2軍の成績を見ると、なんでこの成績で1軍で使われないのか不思議なほどの好成績。被打率低いし、三振も取れるし。新天地で大ブレイクの可能性も。

◎ 堀岡 隼人 (25) 巨人→DeNA

中継ぎ 右投げ
推定年俸670万円
青森山田高→育成ドラフト⑦巨人
2023 ファーム成績
5勝1敗 防御率1.87
43試合53イニング 被安打27
57奪三振 奪三振率9.68 与四死球率2.89

1軍での登板機会はほとんど得られなかったが、2軍では立派な成績。被打率は低く、三振もとれる、コントロールも悪くない、まだ若い。1軍でもブルペンを任せられそう。

◎ 粟津 凱士 (26) 西武(育成)→育成再契約

中継ぎ 右投げ
推定年俸530万円
山本学園高→東日本国際大→2018ドラフト④西武
2023 ファーム成績
2勝3敗 防御率1.95
30試合55イニング 被安打43
37奪三振 奪三振率6.02 与四死球率3.25

右のサイドハンドから得意のシンカーで打者を打ち取る潮崎2世。2021年にトミージョン手術を受けるも、リハビリを乗り越えて、今シーズンは2軍で安定感抜群の投球。右のイニングイーターとして、戦力になりそう。

◯ 塩見 貴洋 (35) 楽天→現役引退?

先発 左投げ
推定年俸2700万円
帝京五高→八戸大→ドラフト①楽天
2023 ファーム成績
8勝2敗 防御率3.01
16試合92イニング 被安打90
64奪三振 奪三振率6.22 与四死球率1.55

かつてのドラ1左腕も近年は奮わず、若手の台頭で出番を失っていた。ただ、2軍の成績を見てみると、先発で8勝、無双とまではいかないが、しっかり試合は作っている。これで引退は少し悔いが残る。

◯ 公文 克彦 (31) 西武→現役引退

中継ぎ 左投げ
推定年俸3600万円
高知高→大阪ガス→ドラフト④巨人→トレード→日本ハム→トレード→西武
2023 ファーム成績
3勝1敗 防御率1.82
23試合24イニング 被安打24
23奪三振 奪三振率8.39 与四死球率3.65

西武移籍後はなかなか登板機会がもらえず、今季限りでの引退を発表したが、2軍の成績を見ると、引退するにはもったいない成績。

◯高木 京介 (34) 巨人→現役引退

中継ぎ 左投げ
推定年俸2000万円
星稜高→國學院大→ドラフト④巨人
2023 ファーム成績
0勝3敗 防御率2.30
27試合27イニング 被安打22
22奪三振 奪三振率7.24 与四死球率2.63

賭博関与で契約解除になった後も、育成契約と支配下契約を3度繰り返すなど、波瀾万丈のキャリアとなったが、ついに戦力外。年齢的には少し厳しいが、2軍の成績を見ると、まだやれそう。

◯ 齊藤 大将 (28) 西武(育成)→育成再契約

中継ぎ 左投げ
推定年俸500万円
桐蔭学園高→青山学院大→2017ドラフト①西武
2023 ファーム成績
3勝4敗 防御率2.70
40試合43イニング 被安打37
42奪三振 奪三振率8.72 与四死球率2.91

2017年のドラ1左腕。2021年オフにトミージョン手術を受け育成落ち。2021年以降1軍で登板することなく戦力外となったが、リハビリ後のファームでの成績はなかなか優秀。まだやれそう。

◯ 小林 慶祐 (30) 阪神→ オイシックス新潟アルビレックス

先発 右投げ
推定年俸1700万円
八千代松蔭高→東京情報大→日本生命→2016ドラフト⑤オリックス→トレード 2020阪神
2023 ファーム成績
1勝4敗16セーブ 防御率3.20
39試合39イニング 被安打40
41奪三振 奪三振率9.38 与四死球率2.52

若手の台頭で1軍登板機会がなかったが、2軍でらケガを乗り越えて安定した投球を見せ、セーブ王に輝いた。経験豊富な右腕は、まだやれそう。

◯ 立野 和明 (25) 日本ハム→トライアウト受験→富山GRNサンダーバーズ

先発 右投げ
推定年俸1600万円
中部大第一高→東海理化→2019ドラフト②日本ハム
2023 ファーム成績
4勝4敗2セーブ 防御率2.67
31試合60イニング 被安打55
55奪三振 奪三振率8.16 与四死球率3.26

◯ 笠原 祥太郎 (28) DeNA→トライアウト受験→ 台鋼ホークス(台湾)

先発 左投げ
推定年俸900万円
新津高→新潟医療福祉大→ドラフト④中日→現役ドラフト 2023横浜
2023 ファーム成績
4勝5敗 防御率3.31
21試合65イニング 被安打61
39奪三振 奪三振率5.37 与四死球率3.99

中日では大卒2年目の2018シーズンにローテーション入りを果たし6勝を挙げた左腕。その後、成績は下降し、現役ドラフトで横浜に移籍後、一年で戦力外に。与四死球はやや多いものの、2軍では試合を作れている。

▲ 吉田 大喜 (26) ヤクルト→トライアウト受験→未定

先発 右投げ
推定年俸1100万円
大冠高→日本体育大→2019ドラフト②ヤクルト
2023 ファーム成績
2勝3敗 防御率3.83
11試合42イニング 被安打50
20奪三振 奪三振率4.25 与四死球率1.91

2019のドラ2右腕。1軍では目立った成績は残せていない。そして、今シーズンは2軍での成績も降下。ただ、昨シーズンまでは毎年2軍で優秀な成績を残しており、まだポテンシャルは底を見せてない。ロマン枠としてどこか育成で手を伸ばさないかな。

▲ 張 奕 (29) 西武→トライアウト受験→未定

中継ぎ 右投げ
推定年俸1200万円
福岡第一高→日本経済大→2016育成ドラフト①オリックス→人的補償 西武
2023 ファーム成績
0勝1敗 防御率3.60
5試合5イニング 被安打3
5奪三振 奪三振率9.00 与四死球率3.60

2018に投手転向、2019に支配下登録、2022シーズンに台頭し、シーズンオフにはキャッチャー森の人的補償でオリックスに移籍。WBC台湾代表にも選出されたが、肩の炎症で辞退。2023シーズンは一軍二軍合わせて10試合にしか登板しておらず、それで戦力外ということは、よっぽど肩の状態が悪いのか。見切りを付けるのが早い気が。

▲ 谷岡 竜平 (27) 巨人(育成)→現役引退

中継ぎ 右投げ
推定年俸785万円
成立学園高→東芝→2016ドラフト③巨人→2020育成再契約
2023 ファーム成績
1勝1敗 防御率3.72
10試合9イニング 被安打12
11奪三振 奪三振率10.24 与四死球率3.72

2018にはセットアッパーとして台頭したが、その後、肩を痛めて育成再契約。さらに今年、黄色靱帯骨化症の手術を行った直後の戦力外となった。育成落ち以降、2軍での投球は安定していただけに、残念。

▲ 宮國 椋丞 (31) DeNA→未定

中継ぎ 右投げ
推定年俸940万円
糸満高→ドラフト②巨人→戦力外→横浜
2023 ファーム成績
3勝3敗 防御率4.72
31試合34イニング 被安打33
25奪三振 奪三振率6.55 与四死球率3.93

横浜移籍後は制裁を欠く投球が続き、3年目で自身2度目の戦力外に。2軍でも不安定な投球で、なかなか厳しいところ。

▲ 嘉弥真 新也 (33) ソフトバンク→ヤクルト

中継ぎ 左投げ
推定年俸1.6億円
八重山農林高→ビッグ開発ベースボールグラブ→JX-ENEOS→ドラフト⑤ソフトバンク
2023 ファーム成績
1勝0敗 防御率4.84
23試合22イニング 被安打23
16奪三振 奪三振率6.45 与四死球率0.81

2022年は1軍で防御率0.99、左のワンポイントとして絶対的な存在だったが、2023は2軍でも防御率4.84。高額な年俸がネックとなってか、まさかの戦力外に。新天地での復活に期待したいところだが。

▲ 渡辺 雄大 (32) 阪神→現役引退

中継ぎ 左投げ
推定年俸1600万円
中越高→青山学院大→BCリーグ新潟→育成ドラフト⑥ソフトバンク→戦力外→阪神
2023 ファーム成績
1勝2敗 防御率4.01
30試合24イニング 被安打23
34奪三振 奪三振率12.41 与四死球率3.65

ソフトバンクで育成から支配下を勝ち取った左腕。阪神移籍1年目は貴重なワンポイントとして32試合に登板したが、今季は登板なし。2軍ではプロ入り以来常時高い奪三振率を記録していて、ワンポイントとしては、まだいけそう。

▲ 岡野 祐一郎 (29) 中日→未定

先発 右投げ
推定年俸850万円
聖光学院商→青学大→東芝→2019ドラフト③中日
2023 ファーム成績
2勝6敗 防御率5.12
18試合65イニング 被安打79
51奪三振 奪三振率7.06 与四死球率2.08

今年、1軍で15試合に登板したのはこれまでで最多だったが、特に後半戦に2軍でもKOされる試合が目立ち、悪い流れのまま戦力外に。被打率は高い傾向にあるが、制球力はピカイチ。打たせて取るピッチングで再起なるか。

▲ 伊藤 翔 (24) 西武(育成)→育成再契約

先発 右投げ
推定年俸530万円
横芝敬愛高→四国IL 徳島→ドラフト③西武
2023 ファーム成績
2勝0敗 防御率3.76
30試合38イニング 被安打36
23奪三振 奪三振率5.40 与四死球率6.34

トミージョン手術を受け育成落ち。その後、リハビリを終えてマウンドに復帰したが、与四死球率が大きく悪化。一軍で3勝をあげたルーキー時の投球に戻れるか。

▲ 藤井 黎來 (24) 広島→育成再契約?

中継ぎ 右投げ
推定年俸2100万円
大曲工高→2017育成ドラフト② 広島
2023 ファーム成績
1勝2敗 防御率3.96
25試合25イニング 被安打20
21奪三振 奪三振率7.56 与四死球率6.12

2020年には支配下登録、昨シーズンは1軍で12試合に登板し、プロ入り6シーズンで着実にステップアップを続けてきたが、今シーズン、与四死球率が大幅にアップ。1軍に上がることが出来なかった。

▲ 高橋 純平 (26) ソフトバンク→トライアウト受験→現役引退→球団職員

中継ぎ 右投げ
推定年俸2100万円
岐阜商→ドラフト① ソフトバンク
2023 ファーム成績
2勝0敗 防御率4.91
29試合33イニング 被安打31
25奪三振 奪三振率6.82 与四死球率5.18

期待のドラ1ルーキーは、2019年だけセットアッパーとして活躍したが、泣かず飛ばず。ファームの成績を見ても、制球難が垣間見える。

▲ 薮田 和樹 (31) 広島→トライアウト受験→ オイシックス新潟アルビレックスBC

先発 右投げ
推定年俸2100万円
岡山理大付属校→亜細亜大→ドラフト②広島
2023 ファーム成績
3勝1敗 防御率5.23
23試合31イニング 被安打30
17奪三振 奪三振率4.94 与四死球率3.48

2017年に15勝を挙げ、最高勝率のタイトルを獲得した右腕も、その後は低迷。2軍でも防御率5点代では、いくら実績があっても厳しいか。

▲ 成田 翔 (25) ヤクルト→トライアウト受験→未定

中継ぎ 左投げ
推定年俸670万円
秋田商→2015ドラフト③ロッテ→現役ドラフト→ヤクルト
2023 ファーム成績
0勝1敗1S 防御率5.15
37試合36イニング 被安打41
29奪三振 奪三振率7.12 与四死球率4.17

現役ドラフトでロッテから入団するも、1年で戦力外に。2021年、2022年と2軍で安定感抜群だったので、ヤクルトが獲った理由も分かるし、2023年の成績ならば戦力外でも仕方ないが、あと一年、様子を見ても良かったのでは。

▲ 井口 和朋 (29) 日本ハム→トライアウト受験→オリックス(育成)

中継ぎ 右投げ
推定年俸3300万円
武相高→東京農大オホーツク→2015ドラフト③日本ハム
2023 ファーム成績
4勝3敗 防御率4.14
38試合41イニング 被安打50
30奪三振 奪三振率6.53 与四死球率2.40

一軍通算217試合登板。長年、日ハムのブルペンを支えてきたが、2023シーズンは2軍でも不安定な投球。大崩れはしてないが被打率が高いのが気になる。

▲ 池谷 蒼大 (24) DeNA→トライアウト受験→ハヤテ223

中継ぎ 左投げ
推定年俸750万円
静岡高→ヤマハ→2020ドラフト⑤横浜
2023 ファーム成績
5勝2敗 防御率4.76
35試合28イニング 被安打31
27奪三振 奪三振率8.58 与四死球率4.45

× 田中 豊樹 (29) 巨人→トライアウト受験→現役引退→球団職員

中継ぎ 右投げ
推定年俸1500万円
佐賀商高→日本文理大→2015ドラフト⑤日本ハム→戦力外 2020巨人
2023 ファーム成績
3勝2敗 防御率5.47
26試合24イニング 被安打28
18奪三振 奪三振率6.57 与四死球率3.65

1軍で15試合に登板して防御率4.09だったが、2軍ではもっと不安定。これまでのキャリアで与四死球率が3点を下回ることがないコントロールが課題。

× 姫野 優也 (26) 日本ハム→トライアウト受験→現役引退

中継ぎ 右投げ
推定年俸440万円
大阪偕成学園高→2015ドラフト⑧日本ハム
2023 ファーム成績
2勝3敗 防御率3.97
17試合22イニング 被安打20
24奪三振 奪三振率9.53 与四死球率7.94

2021シーズンに投手に転向。MAX154kmの速球で三振が取れるのは魅力的だが、ストライクが入らない。

× 二保 旭 (33) 阪神→ロッテ(育成)

中継ぎ 右投げ
推定年俸2025万円
九州国際大付校→育成ドラフト②ソフトバンク→トレード→阪神
2023 ファーム成績
2勝5敗 防御率6.05
43試合38イニング 被安打44
27奪三振 奪三振率6.28 与四死球率3.49

2軍で43試合に登板しフル稼働したが、防御率は6点代。育成上がりの不屈のセットアッパーも完全燃焼か。

× 岡田 明丈 (30) 広島→育成契約

先発 右投げ
推定年俸1750万円
大商大校→大商大→ドラフト①広島
2023 ファーム成績
0勝1敗 防御率6.75
19試合18イニング 被安打17
13奪三振 奪三振率6.27 与四死球率12.05

2017年には12勝を挙げたドラ1右腕は、トミージョン手術からの復活を目指すも、2軍で防御率6点代、18イニング26四死球と全く制球定まらず、無念の戦力外に。球団からは育成契約の打診も。

× 高田 萌生 (25) 楽天→トライアウト受験→ショウワコーポレーション

中継ぎ 右投げ
推定年俸600万円
創志学園校→2016ドラフト⑤巨人→トレード 楽天
2023 ファーム成績
2勝3敗 防御率8.61
28試合23イニング 被安打35
22奪三振 奪三振率8.61 与四死球率8.22
球自体には力があり、高卒2年目3年目には巨人の2軍で先発の軸として結果を残すも、徐々に成績は下降。制球難を克服できなかった。

× 上間 永遠 (22) 西武(育成)→育成再契約

先発 右投げ
推定年俸500万円
柳ヶ浦校→四国IL 徳島→2019ドラフト⑦西武
2023 ファーム成績
1勝2敗 防御率9.95
3試合12イニング 被安打21
6奪三振 奪三振率4.26 与四死球率8.53

2021シーズンにはファームで7勝、防御率1.58と結果を残し、1軍デビューも果たすも、その年の11月にトミージョン手術。リハビリを経て復活を果たすも元の投球には戻らず、制球に苦しんだ。西武は、伊藤翔も術後、調子が戻らなかったが、リハビリの体制は大丈夫かしら。

? 西濱 勇星 (21) オリックス(育成)→トライアウト受験→未定

先発 右投げ
推定年俸240万円
関東学園大附属校→BCリーグ群馬→2022育成ドラフト①オリックス
2023 ファーム成績
0勝0敗 防御率9.00
3試合3イニング 被安打5
2奪三振 奪三振率6.00 与四死球率3.00

育成1位で入団してわずか1年、2軍で3イニング放っただけでは、データとして判断できる材料がない。

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