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「自他の境界線」について
どうもどうも。
ラグビー日本代表がとてもいい感じだね。
9年もラグビーをやっていたけど、いまだに知らない反則がでてきて奥が深いよ。笑
マイナースポーツだったラグビーに一般の人がこんなに魅了されるなんて、いい時代になったものだと感じるね。
ものすごく興奮したけど、試合中の雄々しすぎる様子や、痛そうな感じに圧倒されてつらくなったり体調を崩してしまうひとも中にはいるようで。
決して珍しいことではないのだよね。
そうした症状は、「自他の境界線」がテーマになっていることが多い。
twitterとかで流れてくる悲報や衝撃映像にものすごくショックを受けてしまったり、近くのひとが超絶に怒ってたり悲しんでいたりすると、じぶんのことではないのにしんどかったり、「悪意の巣窟」のようになっている満員電車がウルトラ苦手だったり、というのは、「自他の境界線」が薄くて脆いことが原因にある。
いろんな感情刺激が侵入してきて圧倒されちゃう感じね。
「自他の境界線」問題は、HSP(highly sensitive person)を背景にしていることも多い。
HSPとは、高度に敏感な中枢神経を持っていることによって、よい刺激にも悪い刺激にも激しく反応してしまう体質のことで、全人口の15%-20%くらいに該当すると言われているのね。くわしくはこちらを。
以前こんなつぶやきをしたんだけど
他人の問題をやたら「じぶんのせい」にすることと
— Dr.ゆうすけ (@usksuzuki) September 22, 2019
じぶんの問題をやたら「あいつのせい」にすること
両者は表裏一体で、どちらも「自他の境界線」が薄いために起こってくること。
境界線の話は、責任範囲の話でもある。
それが曖昧だと責任のありかがわからなくなって、主体性に生きづらい。
「自他の境界線」があいまいだと、じぶんの人生を生きづらいのね。
今日からはこの境界線についてはなしていくよ。
■自他の境界線
じぶんと他人を区別する、「境界線(バウンダリー)」という概念。
これが不明瞭だと、他人の感情に必要以上に大きく動かされたり(「過剰共感性」といいます)、他人の内面に軽率に侵入して(「ラインオーバー」と呼んでいます)トラブルをおこしやすい。
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