
リジェネラティブリーダーシップ(ローラ・ストーム、ジャイルズ・ハッチンズ著、小林泰紘 翻訳)英治出版、2025
理解するにはまだまだ遠い気がするのだけど、とても大事な軸になる気がするので、記録!
何周も読み進めながら都度更新していこう。
内に閉じこもることなく外へもひらかれ、絶えずゆらぎ、決して居心地がいいだけではなき動的な流れの中に身をおき、常に自らを生成しながら、異なる他者や世界と関わり続けていくほかありません。
機械論に基づく還元主義的なデザインの考え方から抜け出して、生命システム論に基くエコシステミック・アウェアネスへと意識がシフトすると、個別の事象や部分をバラバラにみていたサイロ的な見方ではなく、つながりやネットワーク、パートナーシップ、フィールドバックループ、エネルギーの流れが見えてきます。それによって、競争や支配ではなく、パートナーシップや協働をはぐくむようなやり方で、新たに世界を見ることができるようになるのです。
パーマルカルチャーの原則「エッジ効果」
2つのシステムや文化が重なり合う領域に豊かな創造性や生物多様性が生じる。(中略)組織においては、異なるチームやステークホルダーが集う場所があることで、組織の分断やサイロを超えた新たな創造や革新が生まれやすくなります。
生命システムデザインに取りときにはまず必要となるのは、このつながりあい、関係性しあう生命システムの全体性に、好奇心をもち、その不思議さに自らをひらき、今この瞬間を生きることです。

自分を偽ったり、役割を演じたり、べき論や成功に囚われて疲弊したりしてしまうのではなく、自分自身への信頼と安心を取り戻すことができたとき、人はあらゆる瞬間をかけがえのない学びの体験として受け取り、勇気や慈愛、賢明さを育みながら生きていくことができます。
これが足りない、あれが足りないといった不安や恐れを駆り立てる欠如の思考ではなく、世界はすでに豊かさに満ち溢れているという充足に根差した思考を促していく必要がある。
プロジェクト=旅路!!
プロジェクトのゴール=最終目的地!(ディスティネーション)