土下座像は素晴らしい芸術作品!あいちトリエンナーレで展示を!これが表現の自由だろ!
韓国の平昌にある植物園に、安倍総理(?)が慰安婦に土下座する銅像が作られたそうだ。
植物園は民営であり、私有地ということで、韓国政府は撤去もできないらしい。
とはいえ、日本大使館前の慰安婦像も(公道にあるのに)撤去しないのだから、私有地云々はあまり関係ないように思える。
さすがにこれには韓国人からも非難の声が多く寄せられ、除幕式は中止となったそうだ。おそらく、除幕式には韓国の政治家も大勢参加する予定だったのではないかと思うが、除幕式が中止になっていなければ彼らは「踏み絵」を踏まされることになっていたわけで、中止に胸をなでおろしていることだろう。
ところで、「韓国人からも非難の声が多く寄せられ」と書いたが、従来ならおそらくそんなことはなかったと思う。現に、日本大使館前の慰安婦像には韓国人は誰も非難の声を挙げないのだから。
では、なぜ韓国人が(一部とはいえ)こうしたパフォーマンスに対して非難の声を挙げるようになったのかというと、それは日本国民と安倍政権が官民一体となって、韓国のこうした反日パフォーマンスに逐一抗議を続けてきた成果だと思う。やはり、日本人が何も言わないと「どうして日本人が黙っているのに、関係ないお前らがしゃしゃり出てくるんだ?」ということになって、韓国人が非難の声を挙げにくい状況が生まれてしまうのだ。
だから、共産党の志位委員長や、江川紹子さんのような対応は、明白に間違っている。
これじゃダメなのだ。「無視」では相手に日本人の怒りは伝わらない。コメントしなければだめなのだ。志位委員長や江川さんは過去40~50年の日韓関係から何も学んでこなかったのであろうか。残念である。
一方で、「抗議」は第三者から非難されるようなものであってはならない。つまり、ヘイトスピーチや、過激なパフォーマンスはダメだということだ。そういうことをすれば「日本も悪い」「どっちもどっち」と、本来日本は悪くないのに「引き分け」にされてしまう。
さて、もしもこの「土下座像」が公道に置かれた場合、韓国政府は撤去する意思などなさそうに見えるが、少なくとも今回の場合は、意志があろうがなかろうが私有地に作られているため、そもそも撤去する権限がないというのは事実である。
そして、製作者は、最初は「安倍が土下座している像」と言っていたが、今では前言を翻し「特定の人物を模したわけではない」と言っているそうだ。もちろん、実は安倍を模していたのだとしても、製作者には表現の自由があるから名誉毀損や侮辱罪等にはあたらないのだ。それに、安倍なのか安倍じゃないのかもよくわからないなんて、単純に芸術として素晴らしいではないか。
こんな素晴らしい作品を韓国の植物園だけに留めておくのはとてももったいないと思います。ぜひ、日本でも展示会をやってほしいですね。あいちトリエンナーレなんて、その会場にうってつけじゃないですか。主催者は民間団体だし、会場も私営の美術館。だから主催者である愛知県には撤去する権限がないのです。あれ?愛知県って民間団体だったっけ?まあどうでもいいか、表現の自由だし。会場の美術館って私営だっけ?たしか公営だった気がしたけど表現の自由だから気にしない。イベントの運営には国民の税金が使われていた気がするけど表現の自由が大事だからそんなことは関係ないよね。
だってほら、「韓国ってこんな銅像を作る国なんですよ」っていう事実を世界にアピールする良い機会じゃないですか。ぜひ、あいちトリエンナーレで展示しませんか、津田大介さん。もちろん、実際にそれをやったら「日本ってこんな銅像を展示するアホな国なんですよ」っていう事実に広めてしまうことになるが、そんなことは気にしてはいけない。表現の自由なのだ。