次の日韓親善試合は2031年ですかね
ちょっと古い記事で申し訳ないが、たまたま見かけたので。
先月の日韓戦が、なんと10年ぶりの親善試合だったそうです。知らんかった。
10年間、親善試合が行われなかった理由の1つとして、選手やサポーター（応援団）の引き起こした問題が挙げられている。
2011年、アジアカップ準決勝での対戦時には、韓国のゴール後にキ・ソンヨンが「猿の真似」のパフォーマンス。「日本を揶揄している」として物議を醸した。
2013年8月の東アジアカップ（現E-1選手権）では「歴史を忘れた民族に未来はない」という横断幕と、伊藤博文の暗殺者である「安重根」と豊臣秀吉の朝鮮侵攻を撃退した伝説で知られる「李舜臣将軍」の巨大な肖像幕が掲げられた。KFA自ら「FIFAの政治的主張を禁ずる規定に抵触する可能性がある」とし、試合中に撤去させた。日本サポーター席からは旭日旗が掲げられた。
フル代表の試合ではなかったものの、2012年のロンドン五輪男子サッカー3位決定戦後には「竹島プラカード事件」が起きた。また2017年にはアジアチャンピオンズリーグの浦和レッズー済州ユナイテッド戦で大逆転負けを喫した済州の選手が埼玉スタジアムで大暴れするという事件も。
（中略）
「今年の韓日戦開催はなくなった。熟考したが、日本は除外の対象に分類された。昨年の東アジアカップでお互いの応援の応援によって雰囲気が険悪になったのも理由のひとつだ。合わせて社会的に韓日の冷たくなった雰囲気も考慮せざるを得ない」
「お互いの」というのはおかしな話で、文章を読めばわかると思うが問題のほとんどは韓国の選手やサポーターによるものだ。また、この記事に書かれたもの以外にも「日本の大地震をお祝います」という横断幕が掲げられる事件もあった。
これらに対して日本側の選手・サポーターの行動で唯一問題として取り上げられているのは「旭日旗」だけである。しかし、旭日旗には本来まったく問題がないことは、2010年以前も旭日旗が日本代表チームを応援する目的で普通に使われていた事実を見れば明らかだ。
特に有名なのが、サッカーではないが、2009年にロサンゼルスで行われた第2回WBC決勝戦の日本対韓国。
韓国国旗のすぐ真横で旭日旗が振られていた。つまり、韓国人応援団のすぐ真横で旭日旗が振られていたわけだ。しかも、この試合は韓国でも生中継されており、約2000万人の韓国人がリアルタイムでこの光景を見ていたことになる。しかし、旭日旗の真横に居た韓国人応援団も、リアルタイムでテレビ観戦していた韓国人視聴者も、誰一人として旭日旗に抗議などしていなかった。
かつて、nowhereman134という人が、こんな馬鹿なことを言っていた
hiroさんのお蔭でわかった気がする。旭日旗を日本の応援団が使う場面って、
— nowhereman134 (@nowhereman134) September 8, 2019
★主に対韓国戦
ということではなかろうか。アメリカとの試合で旭日旗を振る場面を、どうです、日本人として想像できますか？ちょっとドキドキしませんか（笑）。
普通の日本人の感覚では、旭日旗は日本を応援する目的で使うものであって、敵を侮辱・挑発する目的で使うものではないのだが、彼の認識では、旭日旗は敵を侮辱・挑発する目的で使うものだという認識らしい、とすぐに私は悟ったので、「んなわけねーだろ」的なツッコミを入れたところ、このような反応が返ってきた。
《拡散希望》
— nowhereman134 (@nowhereman134) September 9, 2019
下の画像は2002年のWBCの決勝戦でバックネットで旭日旗が振られている画像です。この画像を示した人は、
【おそらく準決勝の対アメリカ戦でも用いられていたと思われます】
と主張しています。どなたか画像をお持ちの方はいらっしゃいますか？ pic.twitter.com/21DGkSgfmt
なぜか彼は、根拠のない自信に満ち溢れていた。
しかし、このツイートから数十分後に、私を含む数名から、米国戦でも旭日旗が振られていた事実を突きつけられると、「旭日旗の振られていた位置がバックネットではない」ことを理由に
今のところ、私は、旭日旗は韓国を煽る目的で掲げられているのだとほぼ確信しています。
— nowhereman134 (@nowhereman134) September 12, 2019
それは、他国との対戦での旭日旗が「血眼になって」探さなければならないほど目立たないものだからです。 https://t.co/ltPpDvaA2f
このように強弁した。
私はこれをきっかけに、彼のことを完全に見限った。
ちなみに、このツイートの1週間後からラグビーワールドカップが始まり、日本が出場したほとんどの試合で旭日旗が応援に使用されたことは皆さんご存じの通り。ちなみに、韓国は出場すらしていなかった。もしも彼の主張するように「旭日旗は韓国を煽る目的以外では使われない」のだとしたら、ラグビーワールドカップで使われることはなかったはずである。
ていうかね、日本に長年住んでて少しでもスポーツ（特に団体競技）の応援に参加したことがあれば、旭日旗が使われることなんて当たり前すぎて「韓国を煽るため」なんて発想は絶対に出てこないんですけどね。
この件はあまりにひどすぎたんでいまだに根に持ってるんですよ。知らなかったなら知らなかったと言えば良いし、間違ったことを言ったのなら間違いでしたと認めれば良い。でも彼はそれをしなかった。なぜなら、彼の認識の根底には「旭日旗に対する強い偏見」があるんですよ。差別は偏見から生まれるのです。
すみません、話が大きく脱線してしまいました。
旭日旗が本来は韓国に対する侮辱や挑発の意味を全く持っておらず、何の問題もなかったことを考えると、記事に書かれている選手・サポーターの問題行動は「すべて」韓国側が引き起こしたものだということになります。
先月の日韓戦でも、韓国の選手が日本の選手に肘打ちをして歯を折ってしまうというケガを負わせてしまいました。歯は一度折れたら二度と生えてこないですからね。10年ぶりの親善試合でああいうラフプレーが出てしまった以上、次の親善試合も10年後でしょうかね。