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#検察庁法改正案に抗議します の拡散は「ネット炎上」と同じメカニズム。
ネット炎上、仕掛け人「0.5%」の正体
こちらは、2016年12月13日の日経ビジネスさんの記事です。
記事の内容は直接読んでいただくとして、見出しだけをざっと引用します。
マスメディアが炎上に加担
炎上に書き込むのは0.5%
高年収で高い地位の人物が加担
どうでしょう?今回の「#検察庁法改正案に抗議します」というキャンペーンの拡散の経緯と非常によく似てませんか?
0.5%というのは、分母を何にするかによっても変わってくるので一概に言えませんが、少数の人が何度もツイートを繰り返したという意味では、おおむねそのとおり。マスメディアが拡散に加担したのもそのとおり。高年収で高い地位にある芸能人や弁護士、政治家が拡散に加担したのも事実。
東京大学大学院の鳥海不二夫准教授による分析
東大大学院の鳥海不二夫准教授(計算社会科学)が、8日午後8時から11日午後3時までつぶやかれた約473万件を分析したところ、投稿していた実際のアカウント数は約58万件だった。
あれ、この鳥海准教授って、もしかしてこの人じゃん?
と思ったら、やはりご本人でした。
この「58万」という数字、決して少なくはないですし、むしろかなり多いのは事実ですが「ネットの世論」と呼ぶにはいささかインパクトに欠ける数字です。
そして、物凄く具体的な数字が書かれていました。
72回以上リツイートしたアカウントは12,732個ありました.
単純計算で12732×72=916704。それ「以上」ですから、だいたい100万RTくらいは、約1万人の力で成し遂げたことになると思います。
そう考えると、470万ツイートの正体も、ずいぶんしょぼいことがわかりますね。
1RTごとに1人増えます
1RTごとに1人増えます。デモもどきで憂さ晴らし。ワークステーションの限界が来たらやめます #検察庁法改正の強行採決に反対します pic.twitter.com/czmZIcueN5
— 藤嶋咲子/Sacco Fujishima (@sacco395) May 14, 2020
なにやら、面白い企画やってますね。現在、約1.5万RTです。これがどこまで伸びますかね。これが100万に届かないようなら「化けの皮が剥がれた」といったところだと思いますが(笑)。