仕事をしろ? 仕事とは・・・
テレ朝ニュース より
群馬県太田市。市の職員は、投票所で使う鉛筆を1本、1本、削っています。今回の衆院選では、感染防止対策として、投票に使った後の鉛筆を持ち帰ってもらうことにし、10万3000本を特注しました。しかし、投票日が予想よりも早まったため、20日からの期日前投票に間に合わなくなり、急きょ、抗ウイルス機能があるという鉛筆を1万本購入。それを、職員が仕事の合間に、1本ずつ削っているのです。
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仕事がなくて人員が余っているのなら構わないけど・・・他に方法はなかったのだろうか?
こちらのサイトによれば、太田市の有権者数は役17万7000人。「コロナ対策として使用後の鉛筆を持ち帰ってもらう」ことを前提にしているので、過去の投票率から10万3000本が必要になると判断して注文したのだろう。
「期日前投票に間に合わない」という理由で抗ウイルス機能付きの鉛筆1万本を追加発注しているが、これも使用後は持ち帰りを想定しているはず。
使い回さないのに抗ウイルス機能って必要なのだろうか?まさか普通の鉛筆よりも安い?持ち帰りならば、ゴルフ場などでよく見かける
ではダメなのだろうか?こっちの方が安上がりのような気がするし、削る手間も省ける。もしかしたら検討したものの
「プラスチック製品はエコの観点から・・・」
となった経緯があるのかもしれない。ならば当然
「鉛筆削り器をレンタルして各投票所に設置。投票所に配置された職員もしくは投票者が削る」
といった案もあったはず。却下された理由をぜひ知りたい。
そもそも抗ウイルス機能ってコロナにも有効なのだろうか?
鉛筆工場って食品工場並みに衛生管理がなされているの?
鉛筆は抗菌でも、鉛筆が入っている箱は?
その箱の入っている中箱は?中箱の入っている外箱・段ボールは?
鉛筆に触れる際は必ずアルコール消毒 or 手袋着用?
こんなことを言っていればきりがない。コロナ感染を防ぐためにその効果に疑問を持ちながらも頑張っている人達にも失礼に当たるのでこれ以上は言わないが、最後に1つだけ。かなり昔に読んだ記事なので記憶が曖昧だが、内容はこんな感じ。
外資系の企業にヘッドハントされた有能な女性社員。出席した幹部会議の終了後、気を利かせてテーブルに残った全員分のコーヒーカップを自主的にかたずけていたら、ボスから声をかけられた。
「さすがは日本人。細かいところにまで目が行き届くね」
てっきり褒められると思いきや、逆に怒られる。
「君にそんな作業をさせるため高い給料を払っているわけではない。仕事をしろ」
仕事には(他人の)仕事であっても(自分の)仕事でないものがある。
ボス&この女性。どちらが正しいのか、筆者にはわからない。