外食と衛生
★あくまでもコロナなどの感染がないことを前提とした一般論です。
孤独のグルメの韓国出張SPでゴローちゃんも驚いていたが、韓国の食堂的なところで食事をすると数皿、時には10皿近くの副菜がサービスとして提供される。ミッパンチャン(常備菜)というらしい。
image:happy dream sky
店にもよるが、おかわりも無料。とても嬉しいサービスなのだが、問題は食べきれないということ。
100%とは言わないが、残った副菜は再利用される。手つかずのものはそのまま小皿ごと次の客に回されるのであろうし、半分だけ手を付けたものは大皿的なものに戻され、新たに小皿に盛られてリサイクルされていく。
筆者が実際に目撃したわけではなく、韓国の知人に聞いた話である。知人曰く、
「別に普通でしょ?捨てるなんてもったいない」
韓国の知人に聞いた話その2。お店で鍋料理を食べ終わった際、その鍋に残った食材を網などですくって取り除き、継ぎ足しをして次の客に出す店があるそうである。知人曰く、「出汁が良く出ていておいしくなる」とのこと。
この手の話は韓国だけではない。九州(だったと思う)出身のタレントが
「鍋料理では全員が自分の取り皿に残ったつゆを鍋にもどしてシメの雑炊を作る。東京に来たら誰も戻さないのでびっくりした」
とテレビで言っていた。気にしない人は気にしないであろう。でも筆者的にはちょっと・・・である。
加熱されるので衛生的には問題ではないだろうが、ウナギのたれの継ぎ足しとは話が違う。ビュッフェ形式のお店で、客の食べ残しを大皿に戻している店員を見たことはない。
がんばれ、外食産業。