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22卒就職・転職活動の不安を糧に考えた事

昔書いたものの公開するのを忘れてたみたいなので、
今回掲載することにした。

(※最初に書いておくが、決して筆者は「一度上京した者は二度と地元に帰るな」と主張したい訳じゃない。この文章はあくまで、田舎に住む心配性な筆者の戯言と思って読んで欲しい。)


今後、地元(東京から見れば田舎な地域)で暮らす上で懸念する事がある。
それは、不景気の折解雇された社員(非正規社員も含め)が、都会からUターンをきっかけに発生する「感染第二波の恐怖」、そして「水面下で感染が再拡大する恐怖」だ。
 
 コロナで大変な今、不景気の折何かしらの理由を受けて解雇された人間が、Uターン就職で帰省先である地元で働く事が起こりうる。
 大抵の中小零細企業経営者の中には、一刻も早く事業の早期開始を望む者が多いだろうし、特に自分の住む田舎だと、日頃から「地方一極集中」解消という大義名分を掲げる経営者も少なからずいる。

 そんな経営者の下に都会の進んだノウハウを得た働き盛りの優秀な人材が帰って来たとなれば、多少なりとも経営者にとって「いい」ニュースになりうるかもしれない。

 全国的に人手不足が叫ばれる昨今、ただでさえ若者が減少傾向にある田舎で、働き手の増加は嬉しい話だ。
 また最近では、東京都を中心に自宅で仕事をする「在宅勤務」や「リモートワーク」導入も増加し、その波も田舎に確実に広まっている。
 そうなると「人手不足」解消のため、企業は、コロナによる業績悪化を理由に解雇された非正規社員の人材不足を補うための「正社員の単身赴任」を言い渡すところも少なくないのではないか?

 そもそもの話、中国を下請けにする(という言い方も世界的に見れば通用しないかもしれないが)大手企業は、国内下請けの早期開始を望むのか?という疑問が起こる。開催延期が決定した東京五輪に向けて一致団結しようとしていた


田舎の恐るべきは、その感染第二波の恐怖だ。

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