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牛飼いとして生きる①

酪農家になると決めた時

個人で社会の中を生きるために

旅行会社の仕事自体は毎日大変で、様々なプレッシャー、ストレスと戦ってきました。
けど、とても充実していました。

旅行という楽しいものを作り上げ、お客様に喜んでもらえるやりがい。
広がる旅行知識、全国規模でつながる人脈。
上司、同僚、後輩にも恵まれました。
何より、結婚、第一子の誕生など
人生の大きな門出を迎えることが出来ました。

働く上では大した不満はありませんでした。
けど、新型コロナウイルスが流行し、旅行業界全体が落ち込む中
平社員の私にやれることは、会社が決めたことに順守していることだけ。
(当時は、旅行お土産の物販販売営業をしたり、コロナウイルス終息後に旅行を企画してもらえるようにつながりを守ることが主な仕事でした。)
自分の力で稼げていないなぁという実感はありました。

プロにならねば。

当時からも終身雇用制度が崩壊しつつあると感じていたので、
「個人で家族を守りながら生きるには、何かのプロにならなければ。」
と漠然と考えていました。

その選択肢の中で、ちょうど酪農家の後継者の話が私に来ました。
正直、あまり悩まず、”これだ!”と思ったのが第一印象です。
理由は20代のうちから始めればプロになれると感じたから。

振り返ると、浅はかな気もするけど
私は、”イメージできる事はできる事”
と考えているので、信じて行動しています。

その他、理由としては、
・経済的に会社員時代より落ちることはない。
 (2023年現在、酪農大不況中ですが、、、、)
・牛といることが私という個人をより表現できると思った。
・第一次産業、可能性、必要性があってワクワクする。

などがあります。

もちろん大前提、牛が好きです。(動物全般的に好き)

つづきます。

国内添乗だけでなく、海外添乗もしました。写真は入社1年目に行ったベトナム、ハロン湾


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