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革関係で使う言葉をまとめていこうと思います。 例文もあるので明日から使えます。
上映しない映画の予告
ヌメ革は本来ピット層というタンニンの層につけて鞣されます。しかし近年ピット層を持つタンナーは数える程しかありません。 最近では太鼓でヌメ革を鞣すこともします。太鼓で鞣したヌメもピットに遜色なく使えるくらいには仕上がるようになってきましたが、やはり目の詰まり方などはピットの方がいいです。 例文 このヌメはピット?太鼓です。 ピットだと値段高いので太鼓のヌメにしましょうか。 提供 ドキドキレザーSHOP
ひげは革を引き裂いたときに出てくる繊維の線です。繊維の線が多く出てるほど革の繊維が強く絡まっているので革の強度が強いです。 写真の上部分はそこまで線は出てないですが中の方は少し出ています。もう少し長い物や太いものがある時はより強いです。 例文この革引き裂き大丈夫?これだけひげあったら大丈夫でしょう。 提供 ドキドキレザーSHOP
衣料革によく使われる鞣しかたで、普通の革より水を多く使いソフトで生地のような柔らかい革になるのが特徴です。 水染めの革は手触りも柔らかく伸びもあるので、洋服、手袋などによく使われます。 昔は兵庫県の川西地方でよく使われていた鞣です。今は姫路にほとんどのタンナーが移転したので、姫路で作られているものが多いです。 例文ソフトな革ないの?水染め使ってみます? 提供 ドキドキレザーSHOP
シュリンクは革をカラ打ちして縮め肌目を凹凸に出す加工です。革の厚みによって出るカラ打ちで出るシュリンクの大きさも変わってきますし、革の種類や鞣の違いによってもかわっていきます。シュリンクの革は革の部分によって出るシボも多少変わってきます。 型押し加工によってシュリンクのような型を押せます。型押しよりもシュリンクの方がシボがフワッとしていますが、型押し後の加工でかなり近い感じに上げることも可能です。ただ革の足の部分をみるとだいたいどちらか分かります。 例文これ型押し?天然シ
頭張り加工は主に型押しなどをした革の型の頭の部分だけに色をつけツートンを出す加工方法です。 逆に頭の色だけを取る加工方法もあります。柄によって使い分けています。 例文この型押し頭張りいるの? 提供 ドキドキレザーSHOP
革の床の部分をシェービンで削ぎ落としたギン面がついてない方の部分を指す。 ギン面とは別で取れる為、比較的安価である。 またギンがついていない事もあり強度は低めである。漉き加工などをするともろもろになってしまう為注意が必要です。 最近ではベロアの部分をコラーゲンとして売ってしまうところもあります。 スエードやヌバックと違い毛足がランダムである為どこか暖かさがあり人気もあります。 例文ベロア破れるどうしたらいい?裏当ててください。 ベロアてロットどれくらい? 防水の
革の表面の”ギン面”を起毛加工したものがヌバックで裏面を起毛加工したものがスエードになります。 起毛はペーパー加工といってヤスリのようなもので加工します。ヤスリにも番手がいくつかありそれによって目の細かさを変える事ができます。 起毛素材でも基本牛革のような版周りの大きい厚い物は目も荒めです。逆にシープなどの小判は目も細かくなります。 ヌバックの加工ではギン面を擦ってしまうので革の強度が落ちる事があり、薄い物だと破れなどが起こる可能性もあります。 また、ペーパー加工する
エナメル加工は革の上にエナメルの樹脂を吹き付ける事でガラス細工のような透明感のある見え方にする加工方法です。 エナメルは扱いが難しく、上のエナメル樹脂が染料を吸い込みやすいので、色移行などのトラブルがおこりやすいですので、扱いには注意が必要です。 エナメルも本エナメル、速乾エナメル、フィルムタイプなど、いろいろタイプがあります。 エナメルは革より耐久性が低いので、古くなるとヒビ割れや変色など起きますが、革と比べるとなので、すぐにダメになることはないです。 エナメルを拭くとき
絞り加工は革を絞り、絞った跡をつける加工です。 絞りの機械もあり。筒状の入れ物の中に革を入れ圧力をかけて絞ります。 絞り方もいくつかあり、縦絞り、波絞り、絞り方で出るシワの型が変わります。 多少タンニンを含んだ革の方が跡がつきやすいですが、クロムでも問題なく絞れます。 絞り加工すると革がかなり縮むので、相対的に高い革にはなってきますが、存在感は抜群です。 製品になる過程でシワが伸びてしまう事もありますが、革の状態の時に裏張りをすると、シワを伸ばさずに製品加工ができます。 例
メタリック塗装は革に金属やパールなどを塗料と一緒に吹き付けてキラキラした塗装面を作る吹き付け方です。 スプレーで吹き付けられるので箔貼りよりお手軽です。 ただメタリックの色合わせは光の加減で見え方が変わるので大変難しいです。 基本毎回データを残しておいての軽い調整で色を合わせるので、他所で調整した色に合わせるのは許容を持っておかないと怒られます。 例文これメタふくの? 普通のスムースも飽きたし、メタしてみようかな。 提供 ドキドキレザーSHOP
ピンホールとは、革についている傷の一つで小さな針で刺したような穴のこと。 基本的にはそんなに気にはしていないが、多く密集している所などは製品になる前に省かれる。 大体が虫食いの後でできた傷である。虫刺されです。 例文この革ピンホール多いな。 ピンホールの部分は避けといて下さいね。 提供 ドキドキレザーSHOP
型切れとは、型押しが強すぎて型の溝の部分の革が切れてしまう現象です。滅多には起きない現象ですが、型切れのある革はその部分の強度が落ちてしまう為あまりよくはないです。 ちなみに写真の革はは片切れしていません。型切れの画像がなかったのですいません。 あと型切れとは別に鱗などにカットを入れるカッティングなどもあります。これはキチンとした技法です。 例文これ、型切れしてない? ごめん、型切れしてしまった… 提供 ドキドキレザーSHOP
革に型版を高温・高圧で押し当て革に型を入れる加工です。 型によって浅い型や深い型、革によっても型が入りやすい型や入りにくい型などいろいろあるので、型の入りが悪かったり逆に型が強すぎて革が切れないように圧力・温度を調整して行う。 型押しをする事によって革の傷が隠れる為、比較的傷の多い革を優先して型押しに使用します。 型を押し方もいろいろあり、塗装して最後に押す・塗装前に押す・表面をペーパーして押などいろいろなやり方がありそれによっても上がりを使い分けています。 100以
革の仕上げに面を整えたり艶を出したりするもの ロールアイロンや圧力の強いハイドリックアイロンなど、複数の種類があります。 透明感のある艶を出したり。薄くつるんとした仕上がりをつくるなど、仕上げの看板的な工程です。 例文ビカビカやけど、アイロン当てすぎてない。 ごめん、もっかいアイロン通して。 これは以上はロールアイロンじゃ無理やわ。 提供 ドキドキレザーSHOP
革の仕上げの段階で、こなしを入れて全体的にほぐす機会。 結構な力で叩くので、カラ打ち バタ振り の最後に調整で使ったりもします。 ただあまりやりすぎると。表面痛むので注意です。 例文アイロン行ってバイブレいこか。 ちょっと芯があるかな。バイブレいこか。 シワシワなってしまった。バイブレいこか。 提供 ドキドキレザーSHOP
トラは主に牛革の背から腹にかけて縦に虎の模様のように入っているシワの事である。 革らしさの象徴のような物だが、商品の生産者には敬遠されがちです。 革の製造工程でネットばりやアイロンなどいろいろシワ伸ばしはしますが、深いシワはなかなかとれないです。 例文トラきついなー。シマウマみたいなってるやん。 革ですから… 提供 ドキドキレザーSHOP