【感想】囚われのパルマ-ハルト篇-クリアしたよ

皆様ごきげんよう、あみぃちゃんです。
今日はゲーム記事です。Nintendo Switchで「囚われのパルマ」が出ましたのでやってみました。スマホアプリで出た時にやりたいなーと思っていたのですが、スマホアプリでゲームはあんまりやらない主義なので、Switchで出てくれて嬉しいです。
あみぃちゃんは割とゲームのカテゴリは雑多にやるんで、乙女ゲームもその内なのですが、最近ご無沙汰だったんですよねぇ……。なんか久しぶりに乙女ゲームやりました。

ここからは愛のあるツッコミが多量に入ります。ネタバレあんまりしない方向でいきます（序盤だけのネタバレあるかも）。読みながら「あぁ、すごく楽しんだんだな」と半分死んだ目でお読みいただければ幸いです。

監視から始まる恋

「囚われのパルマ」は主人公である女の子が何らかの理由で囚われている（記憶喪失である）男性「ハルト」または「アオイ」を選んで、攻略していきます。今回あみぃちゃんは冒頭画面左の「ハルト」を選んでみました。
なぜなら、声がオクトパストラベラーのサイラス先生だったからです、この辺深く聞かないで、変態バレするから。
で、そのハルトくん、いつもは1つの部屋に収容されてまして、自力ではお外に出ることができないんですね。可哀想。しかも部屋になんにもないの。ベッドと洗面台とシャワー室と机ぐらい。あみぃちゃん3日で発狂する。
そんな中で主人公はハルトくんのお部屋に差し入れをすることができまして、少しずつハルトくんのお部屋に物が増えていきます。それを見ることができるんです。

監視システムで。

もう一度言います。監視システムです。
会って間もない男性のお部屋を！！３か所に設置された定点カメラで！！監視！！！なにそれ！！
↓　監視されているとは知らず、安らかに眠るハルトくん。

監視から始まる恋！？そんなんあります！？最近の乙女ゲー攻めてんな。
しかも監視の中からイベント拾わなきゃいけないこともあるので、私、成人男性が部屋の中で1日過ごすのをモニタリングしてなきゃいけないの……なんかね、ほら、やっぱり一人だと気を張ってないから、ちょっと意外な一面とか見られちゃうじゃない？鼻歌とかさ……。それを見た時のいたたまれなさよ。ごめん！そうだよね！誰も聞いてないと思ってるもんね！！

面会という名のバカップル作成所

そして監視やら何やらでイベントが進むと、ハルトくんと面会ができます。直接おしゃべり。でもガラス越し。

お前……パーカーのフードとれよ……。
あっ、すみません、自分の中のマナー講師が荒れ狂いました。最初はこんな感じでこちらに怯えまくっているハルトくんですが（主人公どんだけ怖いんだよ）、時が経てばデレてくれます。
デレてくれた後はまあ、基本的な乙女ゲーよろしくキュンキュン発言が多いのですが、このハルトくんは分類すると「無気力系男子」とか「絶食系男子」とかそのへんに入ると思われるくらい、生命力が感じられません。
なにそれうちの旦那？だから私ハルトくんに惹かれたの？まじ？？
なので、積極的な「オレについてこい」発言はないのですが、その分正面切ってド真顔で「俺は君が（ピーーーーー：自主規制）」みたいな。おばさんそんなこと言われるには歳いきすぎちゃって……若いっていいわねぇ。。
後半は主人公とハルトくんが面会するとただのバカップルの会話になります。ちゃんとシナリオの話をしなさいよ、いやしてるけど、言葉の端々に好き好きフィルター出してるんじゃないよ、サブリミナル効果か。
ちなみにガラス越しであることを活かして、手を合わせることができます。

おててのしわとしわを、あわせてしあわせ。なーむー。
あみぃちゃんはハルトくんと手を合わせるたびにお仏壇の長谷川してました。古いな、若者は分かんないよな。たばさちゃん。

ノックスの十戒に抵触

唯一気になった点を一つ。
乙女ゲーではあるものの、ハルトくんは記憶喪失で、何かの事件に関係があるという描写があり、ちょっと謎解き要素もあります。あみぃちゃんそういうのも大好物。謎解き大好き。
ところが真実が判明してみると、いやもうね、謎解きするんじゃなかったって思ったよね。主人公とハルトくんが面会室でべたべたいちゃいちゃしているのを天界から見つめながら遠い目になったよ、あみぃ神。
ばっちりしっかりノックス十戒に抵触してて、あっ、これ、考えたらダメなやつだったのだと悟るも遅く。いやいいんですよ、乙女ゲーだし、あんまりリアリティ求めてもそもそも罪を犯しているかどうかも分からない成人男性を軟禁（場合によっては監禁）するなどという時点でリアリティないから。
これはきっと、主人公とハルトくんがいちゃいちゃラブラブするのを見届けるゲームなんですごちそうさまです。

でも面白かったよ

とはいえ、シナリオとしてはちゃんと乙女ゲーしてましたし、結構「おっ、これは……」みたいなキュンキュン発言ありましたし、旦那に貸して勉強させたい。
差し入れによってイベントが起きたり、主人公とハルトくん以外にも魅力的なキャラクターもいて、飽きずに進めることができました。1周するのにそんな時間がかからないのも良いです、あみぃちゃんは取りこぼしなく全イベント掘り起こしたから3日くらいかかりましたが、一気に本編だけなら1日で終わりそう。
乙女ゲーの中では糖度が薄め（当社比・オトメイトとかと比べれば）なので、乙女ゲー初心者にも良いと思います。
端的に、面白かった。主人公は基本的に自分とは別人格だと思っているので、主人公ちゃんとハルトくんが幸せになってくれればそれで良い。最初から最後までいちゃいちゃしてくれれば眼福眼福。

次は冒頭画像右の「アオイくん」、やってみましょうかね。
ともかくハルトくん、終わりました！主人公と幸せになってくれ。

あ、最後に一つだけネタバレツッコミいいですか？

ハルトくん、なんでバット差し入れしたらゆるーく（やる気なくともいう）振ってた割に真ん中からへし折れてたの？何したの？？

おわり