半沢直樹最終回に向けて気になる4つのこと
視聴率20%を超えと言われているものの、ぼく周りの若い人はあまり見ていなくて、話が通じなくて寂しいので、ここに最終回の気になる点を書いておきたい。
1.帝国航空はどうなった?
前回の最後のシーンで頭取が半沢に放った「帝国航空の担当を外す」とセリフを聞いて、「ああ、そういえばこの話は帝国航空の再建の話だった」と久しぶりに思い出した人も多いと思えるくらい、最近は政治の話ばかりだけれど、よく考えたらこれは経営再建から始まった話であり、当然最終回で、帝国航空がどうなるかが描かれないといけない。
ぼくの個人的な予測では、以前投稿した通り、あの人が社長になるのは間違い無いのだけど、この予想が当たるかドキドキしている。
2.頭取は本当に裏切っている?
同じく前回の最後のシーンで、状況証拠から頭取は明らかにダークサイトに落ちてしまったように見える。でもぼくはこれは見せかけてのような気がしている。というのも、最終回の予告で、頭取が半沢に辞令を伝えるシーンがある。シーズン1の最後が頭取の辞令で終わったように、これはおそらく、今シーズンも最終話の最後のシーンだと思うので、その時に頭取は退任していないことになる。そして最後のシーンは絶対に半沢が勝利した後なのだから、頭取が頭取椅子に座って入れるということは、真に不正をしたわけではないということではないだろうか。
何にしても、ぼくが以前に投稿した頭取の無口な姿は、すべてはこの最終回のフリであった可能性もある。だとしたらさすがである。
3.「すべては頭取のため」の回収はある?
今回のシリーズでは、ヒール大和田が「すべては頭取のため」、「頭取のお立場を考えろ」というセリフを何度も口にしているのに、それに対して半沢が反論していないのがどうも気になっていた。だって、宿敵大和田には、普段ズケズケと失礼な発言をしているし、半沢はいつも「社会のため」なんなら「国民のため」と話し、つまり「銀行は銀行の使命をまっとうするために働くべき」というモットーを持っているのに、単に個人的に恩義があると言って「頭取のため」と言う言葉は正反対の方向性であり「あなたは間違っている」となってもおかしく無い。だから、ぼくは、この言葉を最後に半沢が回収してくれる(ものすごい勢いで否定してくれる)ことを期待している。
4.最後の辞令は?
そして誰もが気にしている最後の頭取からの辞令。前回のシーズン1では大勝利を収めた半沢に対して頭取が左遷とも言われる出向を命じたことで、視聴者のモヤモヤは取れず、シーズン2の布石にもなったのだが、ぼくはまさか今回も同じ手を使うとは思えない。
きっと視聴者をあっと言わせる演出をしてくれるのでないかと期待している。
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