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「混雑する京都」が初めて嬉しいと思えた休日

まもなく、四連休が終わろうとしている。大方の予想に反して、たくさんの方々が国内旅行に出かけたようで、日本中が賑わったようだ。ぼくの住む京都もたくさんの人で賑わっていた

1.コメンテーターが「心配」というけど

祝日なので、普段見られない昼間のワイドショーなんかを見ていると、コメンテーターが「賑わいはいいんですけど、コロナが心配で」と一応言ってはいるけど、ホントは日本じゅうの人が喜んでいるのではないかと思う

やっぱり人がいない街は寂しいし、こんな状況を何年も続けることはできるわけがないのだから。

2.コロナ前の京都

正直、観光業に直接関わっていないぼくのような京都市民にとって、コロナ直撃前、京都のここ数年の観光バブルは凄いものがあった。町家に看板がたったと思えばすぐに宿になり、気づけば街中が宿だらけで、京都の町(ちょう)の単位はすごく狭いのだが(道沿い120mごとに町がある)、各町内に一か所は必ず宿あるような状態。

ぼくの住む町は幸運にも宿ができなかったが、バスに乗っていたら、スーツケースを持った団体十数人が突然乗り込んできて身動きが取れなくなったり、いつもの喫茶店に入ろうとすると満員で入れないなんてことはザラにあった。

そんな感じで、一般市民がリアルに「不便」と感じるくらい、その影響は拡大していた。だから、コロナの影響で突然観光客が消えてしまった時は少し安心した気持ちにすらなった。  

3.人のいない寂しさ

でも、すごく勝手な話だとは思うけど、これまで見たこともないほどガラガラの京都で半年ぐらい過ごしていると、「すごく寂しい」と感じるようになった。たぶん、他の京都の人も同じだと思う。

だから、今回たくさんの人があふれる京都を見て心から「嬉しい」と初めて思えたのだ。

コロナ対策をしっかりしながら、ぜひ京都を他に死んでもらえればと思う。

4.京都観光におすすめの記事

さて、ここからは広告みたいですが、京都に来られる際はぜひ京都の複雑な住所の読み方を覚えてからお越しいただければと思います。住所の読み方解説を記事にさせてもらっています。

また、他にも京都の記事を書いているので、よかったら読んでいただけると嬉しいです。


(お断り)写真の飲食店は、京都発祥の添付ではなくチェーン店で、地元の人が並んでいる可能性もありますが、寺町商店街の混雑状況がよくわかるので使わせてもらっています。



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