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【ただのつぶやき】座右の銘について

こんにちは!

 外の陽に当たれば暖かいけれども、日陰で作業していると寒い…そんな時期のせいなのか、いまいちエンジンが吹け上がらない私です(^^;)

 さて、先日noteの記事を眺めていたら、私が尊敬&フォローさせていただいている渡邊さんが、座右の銘についての記事をアップされておりました。

 いまいち本調子になれていないこの頃、私も自分の座右の銘を確認しながら、自分に喝を入れなおそうと思います。

座右の銘、ありますか?

 『そもそもの「座右の銘」とは何ぞや?』という点については、上の渡邊さんの記事で分かりやすくご説明いただいているので、ここは割愛することとして…みなさんは座右の銘(のようなもの)ってありますでしょうか?

 持っていらっしゃる方であれば、短い言葉を採用している方もいれば、それなりに長い文章を座右の銘とされている方もいらっしゃるでしょう。偉人の言葉を採用することもあれば、オリジナルの言葉を綴っていらっしゃる方もいるでしょう。

 その区分けで言えば、私は「それなりに長い文章」で、「偉人の言葉」を採用している一人です。

 本音を言えば、「○○に関しては、誰々のこの言葉」「××に関しては誰々のこの言葉」というのが無数にあったりはして、なかなか一人だとか一つに絞ることができない…というのが本音ではあります(^^;)

 そんな私ですが、幕末の偉人である山岡鉄舟が作ったと言われる「修身二十則」はワンセットのフレーズ集で、比較的アレにもコレにも言及してくれているため、座右の銘(メイン?の座右の銘)として採用しています。

修身二十則(山岡鉄舟)

 その名の通り、全20項の戒めからなるものです。

1. 嘘を言うべからず候
2. 君のご恩は忘るべからず候
3. 父母のご恩は忘るべからず候
4. 師のご恩は忘るべからず候
5. 人のご恩は忘るべからず候
6. 神仏ならびに長者を粗末にすべからず候
7. 幼者をあなどるべからず候
8. 己に心よからざることは他人に求むべからず
9. 腹を立つるは道にあらず候
10. 何事も不幸を喜ぶべからず候
11. 力の及ぶ限りは善き方につくすべく候
12. 他をかえりみずして自分のよきことばかりすべからず候
13. 食するたびに稼穡(※農業のこと)の艱難を思うべし。すべて草木土石にても粗末にすべからず候
14. ことさらに着物を飾り、あるいはうわべをつくろう者は、心に濁りあるものと心得べく候
15. 礼儀を乱るべからず候
16. 何時何人に接するも客人に接するように心得うべく候
17. 己の知らざることは何人にても習うべく候
18. 名利のために学問技芸すべからず候
19. 人にはすべて能、不能あり。いちがいに人をすて、あるいは笑うべからず候
20. 己の善行を誇り顔に人に知らしむべからず。すべて我が心に恥ざるに務むべく候

 …ご覧の通り、長い&てんこ盛り(笑)

 さてこの「修身二十則」、書いてあることの一つ一つは非常にシンプルで、言ってしまえば「当たり前」の事が書いてあるに過ぎません。

 そう「当たり前」、されど「当たり前」。果たしてこれらがちゃんとできている大人が、世にどれだけいるでしょう?もちろん、私はできていません…

 もはや謎かけみたいですが、「当たり前」が「当たり前」にできる人は…到底「当たり前の人ではない」のだと思います。私も、もちろんこれらを守って慎ましく生きていきたいという気持ちはありますが…実際にはなかなか(^^;)

とはいえ、実際にできるかどうかよりも、それに近づいていきたい・そのために努力していきたい…そう思う心や行動、それが尊いんじゃないのかなと思っています。

 なんにでも適用できるような抽象性の高い言葉もいいですが、私の場合はもっと具体的・ピンポイントで言われる方がピンときやすく、また好きなのです。

 こと、こういった目標系の言葉としては、自分が実際に行動をおこそうと思った時に取っつきやすい…そういった事からも、この「修身二十則」は気に入っています。

幼者をあなどるべからず候

 どの戒めも心を打つのですが、個人的には「7.幼者をあなどるべからず候」が、特に気に入っています。

 そのまま解釈すれば「年齢的に幼い者」という事でしょうし、場合によっては「技量や経験が浅い者」という捉え方もできるかと思います。

 鉄舟が言うには、要はこういった人たちと接する際に「ナメてかかるなよ!」と戒めているわけです。

 普段子ども達と接している時に感じるのですが、時に、自分では到底思い浮かばないような発想で物事を捉えている場面に出くわすことがあります。

 そういう時、素直に「なるほど!すごい発想だね!!」と喜び、自分にも取り入れようとできる大人が、果たしでどれだけいるでしょうか。

 大人になると悲しいことに、こういった場面に遭遇するとついつい、子ども達に対して虚勢を張ってしまったり、その芽を摘むようなことを言ってしまったり、頑なに自分(大人側)の殻から抜け出そうとしなかったり…私も含めて、そういう風になってしまいがちな気がします。

 もちろん相手を子どもに限った話ではありませんが、相手がだれであってもつまらないプライドや先入観は持つことなく、「いいものはいい」「正しいものは正しい」と、受け入れることができる度量を持っていたいものです。


ちょと趣が違うかもしれませんが…

最近うちの長男(小3)と次男(小2)がマインクラフトにハマっていて、いろんな建築物や装置を作って遊んでいます。

私は無意識に「子どもがちょっとやっているだけだから、そんなに大したものは作れないだろう」なんて思ってしまっていたみたいです。

それが最近、二人がプレイする姿を見る機会があったのですが…これまた凄まじい速度で、かなり複雑なギミックが入り込んだ装置を、バンバン作っているのです。

普段は結構ケンカもする二人ですが、装置を作る際は結構協力的で、お互いに分からないところも相手に聞きながらやっているようです。

また、自分たちで分からないことも、積極的に本(攻略本)を見て調べながら「○○の事は、確かこのあたりに、似たようなことが書いてあったはず…!」なんて言いながら、結構な熱量で取り組んでいます。

思わず、「幼者をあなどるべからず候」のフレーズを思い出した瞬間でした。

最後に…好きな名言(短いやつ)も(笑)

 途中まで書きながら、なんか昔こんな感じのネタを記事にしたことがあったようななかったような…

 自分の過去記事を検索すると…あ、やっぱありましたね。もう約2年前ですか…あっという間です(笑)

 この記事を書いたには既に「修身二十則」を座右の銘(メインの座右の銘?)として採用してはいましたが…当時の私は、これを「記事にするには、さすがに長すぎるやろ…」と思って、紹介は避けたみたいですね…(^^;)

 当時も「ありすぎて選べない」的な事を言っていますね。よかった、今の自分と大して変わっていないみたいです(笑)

 この時は単に、私が好きな言葉を残した偉人(フレデリック・パールズ/山岡鉄舟/ゲーテ)と、その言葉を紹介しています。よかったらこちらもご覧ください♪(^^)

 …やっぱり鉄舟、この記事にもいましたね。ホント大好きなんです、山岡鉄舟(笑) 

 みなさんにも、座右の銘であったり、大切にしている言葉ってあるでしょうか?ぜひ教えてください✨(^^)

#座右の銘
#名言
#山岡鉄舟
#修身二十則
#人生は夢だらけ

・・・おわり


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