バンコクのワット・ポーでやってしまった失敗
アユタヤ朝時代に創建された古寺。
そのお寺を元に1793年に、ラーマ1世が再建したのが、ワット・ポーで、バンコク最古の寺院。
その後 ラーマ3世が大改修を行い、バンコク最大の寺院に。
仏教を篤く信仰したラーマ3世。
ワット・ポーには、仏教、医学、文学などの学問所を設置。
タイの学校教育の基礎を築きました。
ワット・ポーの名前を有名にしたのが、巨大な涅槃像。
全長46メートル、高さ12メートル。
足の裏の高さは5メートル。土踏まずがないのは、超人の証拠。
両足の裏にはそれぞれ、108の仏教の真理や宇宙感を螺鈿(らでん)細工で表現。
ここからは、私のやってしまった申し訳ない失敗談。
涅槃像の写真を撮影したあと、案内してくれていたお寺専属のガイドさんが、写真を撮ってくれることに。
涅槃像前に立って、何気なくポーズをとった自分。
次の瞬間、私は係員に厳しい注意を受けました。
一瞬 なんのことかわからなくて、固まる自分。
そのあと 彼女の言っている事が理解でき、大変申し訳なくなってしまいました。
私は、なんの考えもなく、涅槃像を真似てポーズをとってしまってたのです。
タイは、日本で考えるより、はるかに敬虔な仏教国。
仏様の真似をして写真を撮ろうとした私の行為は、仏様に対する尊敬が足りない、とても失礼な行為でした。
他意はなくても、無知故のとても恥ずかしい事。
すぐに、係員に謝罪。
彼女は、わかってくれればいいと言ってくれたけど、きっとイヤな気持ちになったと思われます。
旅に出る時、その国、その場所のしきたりやきまりを、あらかじめ知っておくのは、最低限のマナー。
ましてや、お寺を拝観させていただいてるのに、知らなかったではすまない、100%自分の非。
こんなバカな失敗をわざわざnote に残すべき?
でも、この記事を読んでくれた人が、タイへ行くことがあったら、私のような失敗はしないでほしいという気持ちで、書かせてもらいました。