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ローマ皇帝最初のキリスト教信者であり、ローマを捨てた皇帝 - コンスタンティヌス帝

巨大なコロッセオのすぐ近くにあるため、うっかり通り過ぎちゃうかもしれないコンスタンティヌスの凱旋門。

こちらも立派な世界遺産。

約1700前に建設され、ローマにある最大の凱旋門。

高さ25メートルの建造物は間近で見ると大迫力。

コンスタンティヌス帝は宿敵マクセンティウス帝との戦いに勝利。

315年 その勝利の記念として建てられたのがコンスタンティヌスの凱旋門。

この頃になると、繁栄を誇ってきたローマ帝国の勢いにもかげりが。

周辺からの攻撃に備える城壁建造のため、モニュメントの資材は不足気味。

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仕方なく、凱旋門を飾る浮き彫りは、既にあった複数の記念物から剥ぎ取って張り付け。

円形の浮き彫りは、裏表に四つずつ、側面に各一つずつ、合計10。うち八つがハドリアヌス帝の記念物からとってきたもの。

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ローマの皇帝として、最初のキリスト教信者になったコンスタンティヌス帝。

313年 ミラノ勅令を発布。信仰の自由を認め、キリスト教を公認。

ローマをキリスト教で新しい時代へと試み、キリスト教関連の建物を積極的に建設。

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フォロ・ロマーノにもコンスタンティヌスのバシリカ遺跡。

しかし、過去の栄光にすがっているだけのローマ。

立て直すのは難しいとあきらめたコンスタンティヌス帝。

そして、自分の名からつけたコンスタンティノープル(現在のトルコ・イスタンブールの前身)へ遷都。

自身も、ローマをあとにコンスタンティノープルへ移ってしまいました。






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