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ビッグヒストリー1: 宇宙と人間

ビッグヒストリーを考えているときに、感じたこともここに書いていきます。

先日、私のfacebookに書いたことです。

立花隆の本の中に引用されていた人類学者レヴィ・ストロースの言葉に、ドキッとなりました。

レヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」の最終章からの引用です。

この本は昔読んでいたのですが、ここで引用されているところまでは読んでいなかったか、読んでいても忘れてしまっていました。

今、地質学を「ビッグヒストリー」という観点から考えているのですが、それにも引っかかってきます。

『世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう。』

『人間の精神が創り出したものについて言えば、それらの意味は、人間精神との関わりにおいてしか存在せず、従って人間の精神が姿を消すと同時に無秩序のうちに溶け込んでしまうであろう。』

これは、自然科学の分野でも同じです。

当たり前のように聞こえますが、ビッグヒストリーにおいてはmultiverse論にもつながる話で、結構深いと思います。

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