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イベント業界の現状(2020/4/02)

もうまったく笑えない状況まで、追い込まれております。
二代目社長だーうしで御座います。

わが社の現状は、社員が12名ほどの小さい会社ですが、6名ずつ一週間ごとに休業してもらっている状況です。
それでも、人があまっているような状況です。
今のところ1名の解雇も出さずに耐えておりますが、
あともって3ヶ月というところです。
6月末まで、続くとそこでキャッシュアウトします。


国も色々な助成金政策を打ち出してくれていますが、
どれもなかなか使いづらいものばかりです。

雇用調整助成金について、
ニュースなどでは、6割保証とか9割保証とかその部分が強調されていて、うちの社員も私もみんな勘違いしていたんですが。
今もらっている給料の9割が支給される訳じゃありません。
休業保証といって、会社都合で社員を休ませた場合は、直近3ヶ月の平均をとって、その6割を下限として支給しなければなりません。

雇用調整助成金というのは、休業保証の6割のうちの9割を国が支給するということなのです。

たとえば、月給30万だとして、
休業保証が30万×6割で、18万円を会社で補償します。
雇用調整助成金が18万円×9割で、16,2万円を国が補償します。

手続きなども、たくさんの書類が必要で何万もの中小企業が殺到しているので、役所も手一杯です。
申請してから早くて2か月、最悪3ヶ月後ということでした。
その間、会社がすべてを負担しなければなりません。
その間に潰れてしまう会社は、たくさんあると思います。自ら潰すという選択をとる会社も出てくるでしょう。
3ヶ月耐えれば、戻ってくるじゃないかと思うかもしれませんが、雇用に対する保険関係はすべて会社持ちです。
そこは、国はいまのところなんの言及をしておりません。

まわりのイベント系関係会社について

わが社の取り引き先は、備品レンタル会社、テント,ステージ製作会社など、野外イベントで必ず必要になるもののレンタル会社が主です。

ですので、わが社とまったく同じ状況だと思います。
1月から4月は、マラソン系のイベントが多いです。
東京マラソンが、規模縮小するまでは、なんとかコロナ対策(消毒や場所の確保)をして実施する形でみんな動いていました。
東京マラソンの縮小が決定してから、ドミノ倒しのようにすべてのマラソンが中止になりました。
田舎の小さい市民マラソンなどまでも中止になりました。


自粛要請について、
要請では、強制力がなく、中止は自己判断なので保証はしないという理論なのでしょうか。
経済的にもちろん厳しいですが、精神的にもイベント業界は疲弊しきっています。
イベント業界の優秀な方々や、勇気ある方々が、無観客ライブ配信やYouTubeライブ配信などで、一筋の希望見せてくれていますが、悲しいことですが、焼け石に水という状態です。でもやり続けてほしいです。


宿泊施設や飲食業界も同じだと思います。
デリバリーやテイクアウトで希望を見いだしている方々もいます。
しかし、小池さんや、安部首相が自粛自粛と連日記者会見する度に業界が死んでいくように見えています。


私が、とどめをさされたのは、
ホリエモンのYouTubeです。

ホリエモンは、こんな状況でも戦っていました。
彼が一番大切にしている時間を、惜しみ無く使って戦っていました。ホリエモン祭りという飲食や生配信などいろいろなエンターテインメントをかき集めたようなイベントをコロナの影響が出ている現状でも細心の注意を払い、実行していました。

イベント業界や飲食業界など、エンターテイメントを、すべて背負ってくれているように私には、見えていました。

しかし、直近のYouTubeでめずらしく弱音ではないですが、怒りというか諦めというか複雑な感情になっていました。

冒頭では、怒りに震え、負けねーぞという感じに思えたのですが、
終盤でもう疲れたと言い切っていました。ホリエモンはタフです。疲れたという言葉は大変珍しいと思います。そして、彼のオンラインサロン内だけで俺は俺の時間を使うと言っていました。諦めてたのとは、違うと思うのですが。
諦めに近い感情。がっかりしたような感じでした。
このようなホリエモンを見たことが、なかったのでビックリしたのと同時に本当にこの国は、終わっていってしまうという恐怖のようなもの感じました。

私は、悔しくてなんか涙が出ました。

ありがとう。堀江さん。

このままでは、来年、もしコロナが終息してオリンピックが開催できても、
宿泊施設、飲食店、イベント製作会社が生き残っていないという状況になると思います。
生き残っているのは、結局大手だけで、
日本特有の日本風情残るものが、消えているのではないでしょうか。
宿泊施設では、温泉旅館。
飲食業界は、小規模の店舗。寿司屋とか

全世界どこでも泊まれるホテル。
全世界どこでも食べれるチェーン店。

日本でやる意味ある?という、オリンピックになりそうな予感がします。


今日はここまで。

追記、2週間ごとに現状を発信していきます。


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