フットサルから学ぶ、成長のための心得
知人に誘われて、7人くらいで食事会したんですが、盛り上げ役って本当にすごいな、ファシリテーション力が半端ない。僕もその力が欲しいと思って、ファシリテーションの本を買った今日この頃です。
さて、本日は、最近ハマりまくっているフットサルについて、成長のためのヒントを得た気がしたので、その気づきを記録したいと思います。結論から言うと、以下の3つが、趣味においても、仕事においても、人生を充実させるためにおいても、大切だなぁと思った次第です。
実力が上の人たちに混ざってプレーする
できることを、少しずつ増やしていく
絶対に全力で食らいつく
僕は、フットサルそんなにうまくない
僕は、小学校中学校とサッカーをしていました。高校大学は全くスポーツをしておらず、体力も全然ありませんでした。そんな僕がフットサルをしだしたのは、ちょうど1年前くらいです。社会人になってなんか運動したいなーと思ってランニングをしていたんですが、あんまり体力ついてる気がしなかったのと一人だと飽きるなと思ったので、個人で参加できるフットサル(通称、個サル)に行きだしました。意外と休日は人がたくさん集まっていて、気軽に参加できるので、すごく重宝しています。
そんな、個サルなのですが、僕が参加しているものは、エンジョイとガチに分かれて試合をすることがほとんどです。最初はエンジョイでちょっと経験者ぶって、初心者相手に気持ちよくプレーをしていました。ガチは、本当にめちゃ走るし、みんな足にボールがくっついているし、入れる気がしませんでした。しばらく、そんな感じで個サルに参加していると気持ちに変化が生じてきました。
いつも全力で挑むことから逃げてばかり
僕は、高校入試に落ちて以来(過去一の努力だった気がする)、何かを全力でするってことを避けるようになりました(今振り返るとそんな気がする)。部活もせず、体育祭もテキトーにこなし、大学受験も簡単に受かる大学を志望して、楽々行きました。そして、なんか全力でやっている人のことを、寒いなーあいつ、なんて気持ちで眺めていました。どうして必死に文化祭を盛り上げようとするのか、なんかの生徒会の一員として張り切るのか、イベントを主催するのか、僕には気持ちがわからず、意識高い系乙てきな感じで世の中を見ていました。
でも、個サルのエンジョイで気持ちよくプレーをしているうちに、自分はいつまでそうやってコンフォートゾーンで留まっているのだろうと思うようになりました。自分よりも実力がない人とやって、自分はちょっと手を抜いて、余裕な感じを振る舞う。僕は、なんか、そんなことを繰り返していたら、何もできない老害感満載のおっちゃんになるなぁと思っちゃったんです。仕事においてもわからないことはなるべくやらず、楽なことばっかりをやる。そんなんじゃ、何も変わらない。ろくな人生を送れない。そう思って、今まで全力で何かに挑むことから逃げてきた自分を変えるために、僕は、個サルのガチ分野で試合をするようになりました(そんな覚悟でフットサルをやっている奴は、僕以外いないでしょう笑)。
全力でやることの楽しさに27歳にして気づきだす
当然、体力も技術もそんなにないので、チームの足手まといでした。ボールは取れないし、パスミスはするし、すぐ走れなくなるし。それでも僕は、全力でプレーし続けました。なぜなら、今までの生意気な自分を変えるためです。そうやってプレーしていると、前とは違った気持ちよさを感じるようになりました。たまにボールをつなげられた時の嬉しさや、走りまくって、全部出し切った時の爽快感です。今までの人生であんまり感じたことのない感覚でした(今までの人生サボりすぎ)。そして、気づくと、自分は下手くそでもその中で何で貢献できるか、上手い人たちに食らいつくには自分には何が足りていないのかを、日々考えるようになりました(仕事しろ笑)。つまり、成長思考が身についていたのです。そして、ボールを少し回せるようになったり、ゴールを決めれるようになったりと、自分の成長を感じることがあり、それがとても嬉しく思えるようになりました。人生の本質に近づけた気がします(フットサルから人生を学ぶ男)。
仕事においても同じじゃないか?
フットサルをやっていて感じたことを仕事に落とし込んでみました。仕事を始めた当初はわからないことばかりで、うまくいかない。周りは優秀な人ばかり。自分がいる価値があんまりわからない。楽なことだけして給料を貰いたい。そんな風に思ったことは、何度かありました。でも、それじゃぁ楽しくないんです。人生のほとんどを占める仕事をそんな覚悟でやってちゃ楽しめないんです。それって勿体無い。もっと成長して自分のできることを増やすことで喜びを感じる、これこそが充実した人生を送る鍵となると思います。周りが上手い人ばっかりだった時と一緒で、仕事においても最初は周りは自分よりも優秀な人ばかり。それでも全力で食らいついて、自分のできることはなんなのかを考え抜いて、自分のできることを増やしていく。そうやって全力で挑み続ければ、ゴールは決められるようになる。そう思います。そして、次のステージに行き、同じことを繰り返す。仕事を本気で楽しんでいる人はそんな感じでやっているんだろうなって思いました。だから、僕もそんな感じで全力で仕事をして何かを成し遂げたいと本気で思います。
趣味のフットサルから、人生における大事なことを学んだ気がします。これからもフットサルはやり続けますし、別のことにもチャレンジしてみたいなって思えるようになりました。
意識高い系、もっと早くからこの大切なことに気づくことができればなって思いましたが、気づいた今が最短距離。めげずに人生謳歌したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。一緒にフットサルをしましょう。