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やりたいことより、どうなりたいかの方が大事だなと思った話

みなさん、こんにちわ。
土曜日の朝にフットサルをやることで、週末の活力が爆上がりすることを知った今日この頃です。

さて、今日は、やりたいこと探しってあんまり意味ないんじゃないかなぁ、そんなことより、将来自分はどんな人間になりたいんだろうって考えた方が良いよなぁと思った話を書きたいと思います。

将来のことなど、何も考えていなかった就活生時代

今思えば、僕の就活はあまりにも雑だったなぁと思います。就活解禁となるや否や、僕は、SE職を募集している企業を10社ほど列挙し、エントリーシートを出しました。研究室の先輩にSEになる人が多かったので、それで絞り込んだのですが、その他の職種の選択肢は頭にありませんでした。
その中の1社がとんとん拍子に決まり、内定確定後、即就活を終えました。
ささっと就職先を決めた僕は、毎日Fortniteに勤しみ、朝まで友達とゲームをしていました。それはそれで、本当に楽しい時を過ごすことができました。将来のことなど、ほとんど何も考えず、みんなが進んでいる道に沿って歩みを進めていれば、悩みもほとんどなかったですし、頭を使わずに済んだので、すごく「楽」でした。

働き出すとすぐに思った、、「めんどくさいなぁ、、」

社会人になってしばらくすると、自分の裁量で仕事を任されるようになります。仕事をどう進めていくかを自分で組み立てて、プロジェクトを遂行していかなくてはなりません。そうなってきた時、僕はこう考えるようになりました。「あぁ、自分で考えてやるのめんどくさいなぁ、、バイトがいいなぁ」と。(うんこ社会人です。すみません。)
過去の日記にも書いてみました。

やりたいことある人の気持ちがわからない

多分働くのめんどくさいなぁって思う人は、多いと思うのですが、そんな状況を打開するための策でよく聞くのが、やりたいことを見つけるです。やりたいことをすれば、めんどくさくもない!好きなことして稼げるなんて幸せじゃないか!的なノリです。
僕の友人に脳内お花畑の人がいて、仕事については「営業もしたいし、企画もしたいし、広告もしたいし、マーケティングもやってみたい!」っていうのですが、僕は全く共感できませんでした。それ全部大変そうじゃん、、って思っちゃいます。そんな感じなんで、やりたいことある?なんて言われても、そんなのないしなぁっていう感じでした。

どんな人間になりたいか?と考えた話

そんなこんなで、なぁなぁに日々を過ごしていたのですが、ある日、僕の価値観を変える出来事がありました。それは、退職者の挨拶です。その日、僕が所属する部署で、退職される方々が、みんなの前に立って別れの挨拶を述べていました。「人生の半分をここで過ごし、この会社には大変お世話になりました」「この後はゆっくりと余生を過ごしたいと思います」などなど、思い思いのことを述べていきました。
しかし、その挨拶の後、何事もなかったようにほとんどの人が業務に戻りました。退職された方々はいわゆる平社員という立場だったのですが、その最後があまりにも虚しく思えました。人生のほとんどの期間をこの会社で過ごしたにもかかわらず、花束があるとか、感謝を述べる人がいるとか、別れを惜しむような人が少なかったのです。会社員の最後がこんなものなのか、、と寂しく思えました。
一方、それと同じタイミングで、社長の退社挨拶もあったのですが、そこではサプライズムービーがあったり、社員が涙したりなど、別れを惜しむ人々が多く、感慨深いものでした。
その出来事で僕は、終わりにその人が培ったものが見える、つまり、その人の価値が見えるんだ、そう感じました。
平社員として、コツコツ頑張ってきた人と、役職について多くの方に影響を与える立場にいた人の最後を見て、僕は絶対後者の方がいいと感じました。
つまり、僕が目指すべき人物像は、退職するときに周りの人が号泣してくれるような人物です。そんな人はなぁなぁで仕事はしていません。人のことを第一に考えて誰よりも行動している人なのです。

何をやるかよりも何になるか

そうなると、やることが少し変わってきます。今のスタンスで仕事をしているようでは、一生平社員です。仕事をやるにしても、それがどんな成果につながるのか?どんな影響を与えるのか?どんな課題を解決するのか?そういったことを考え続け、ゆくゆくは周りの人に良い影響を与えられるような人物にならないといけません。
僕の思考は、「何をやりたいか?」ではなく、「何をやれば、なりたい姿に近づけるか」へと変わっていきました。何をやるかは目的ではなく、あくまで手段です。どんな人間になりたいかを明確にすることで、今やるべきことが決まるんだなということを忘れずに、日々、精進したいと思います。

周りの人に貢献するために、別れのときみんなが涙してくれるように、そんな偉大な人物になれるように、やるべきことをやりたいと思います。

最後まで、スクロールしていただきありがとうございました。

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