エンダーマグノリア。短いが満足した
PS5版でトロコンまでプレイ。プレイ時間は16時間。
前作よりも難易度がだいぶ下がったが、全体としての完成度はこちらの方が上かな。
探索マップのユーザーフレンドリーさは白眉で、
エリアを区別する枠線と、未探索要素がなくなるとそのエリアが青く塗りつぶされるという
ちょっとした工夫だけでマップ埋めのモチベーションを簡単に作りだせている。
装備全回収とか全然興味のない自分がトロコンまでプレイしたのはこれのおかげ。
またキャラクターをかなり重視するようになり、
セリフ量も増えたのは前作でウケたところを伸ばしていて好印象。
スキルをひとりのキャラクターに複数持たせて、それぞれの比重を重くしたこと、
休憩所での会話など、「旅の仲間」要素が大きくなって内容も楽しい。
ただ、そうなるともう少しシナリオで語りがあってもよかったのでは。
前作から「ソウルライク」「メトロイドヴァニア」のハーフというコンセプトで、
今作もそれを引き継いでいると思うのだが、
ソウル系の語らんでもわかるやろ精神と今作のキャラゲー路線は若干そりが合わないような気もした。
前作より劣っている点としては
これは完全に好みだが、難易度調整をユーザーに投げている点。
ダメージなどのパラメーターなどをある程度自由に設定できるようになっているのは
作り手の逃げという気がしてかなりモヤモヤする。
とはいえ全体的にはかなり満足したので、次回作も出たら買う。