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湧いてきたものと向き合う

植物達に朝の挨拶をして、ハンモックに揺られていると
記憶が湧き上がってきた。
恐らく、5歳頃の記憶だと思う。

保育園で女の子5〜6人と縄跳びをしていた。
リーダー的存在の女の子が、1番長く飛べた子をみんなで褒めよう!と言い出し、自由な雰囲気から競うという雰囲気に変わった。

みんな、1番になりたくて懸命に飛んでいたと思う。
何度も挑戦し、1番は何度も入れ替わった。
恐らく私以外の子は、みんな1番になっていた。

私は、みんなと一緒に遊べることが純粋に嬉しくて、
競うというよりはただ縄跳びを楽しんでいた。

すると、リーダーの女の子が私以外全員を呼び、
何やらコソコソ話しだした。

あ、私仲間から外されるな〰️と思っていると、
「最後にもう一回だけやろう!」と声をかけられた。

縄跳びを3回ほど飛んだ後、なんと、私以外全員が
「あ〰️もうダメ〰️」と言って座り込んだ。

飛び続けていたのは私だけ。
そして真ん中に呼ばれ、みんなに褒められた。

これは、私の中で衝撃だった。
1番には興味のない私と、そんな私を1番にしようとしてくれた周りの子達。
価値観の違いを強烈に体験した出来事だった。

そんな事を突然思い出し、この湧いてきた思いは
どこに繋がるの?と自分に問いかけてみた。
答えが浮かばなかったので、そのままにしていると
仕事中に突然、答えが湧いた。
遠い過去世だった。

産みの親が亡くなり、継母に育てられていた。
母親の違う兄弟のお世話をしながら暮らしいたのだが、
戦争の混乱で私だけが置き去りにされてしまう。

その後、私は隣人に引き取られる。
そのうち仕方なかったのだと諦め、結婚もし子供も授かり
楽しく生涯を終えていた。

この時の継母に対する思いに繋がっていた。
この継母のことを純粋に大好きだったという
思いに気がついた。


「あなたの望む、愛情表現ではなかったかもしれない。
  けれど、あなたを傷つけようとして起こった出来事など
 ひとつもなかったでしょ。

 だって、あなたの大好きな人達が
 あなたの純粋な表現を目の前にして
 それに応えないはずがないじゃないの。
 あなたが自分の本心に気が付き、それを表現し続ける
 限り、あなたには愛が還り続けるのよ」

仕事中にメッセージを体感してしまい、泣きべその顔で
仕事をすることになった。

自分自身を素直に表現することしかできないけれど
(言葉が直線的だったり、素っ気なかったり、気も使えないので思っている事とは違う形で相手に届いてしまう)

大好きだという思いをたくさん伝えていけばいいのだなと思った。

心を観察していると
必要なことが、必要な時にちゃんと湧いてくる
ようになっている。

過去世の私、小さい頃の私、今の私、そして未来の私が
同時に癒された。
全ては同時に存在している。

これからもっと自由に、たくさんの人に
自分自身のことを開いていけるようになるのだと思った。

今回も私の世界観にお付き合い頂き
ありがとうございました😊

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