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夢日記689 ~ まもなく入試監督 ~

 私は、とある学校で入試監督をすることになった。知らない学校だったこともあり、私は念のためにと思って、入試が始まる30分ほど前に、試験場となる教室に入った。すると、すでに4名の受験生が座席について、集中して勉強していた。私は、彼らの勉強のジャマをしないように配慮しながら、教室の隅々を確認した。すると、教室の隅に入試の問題用紙がオモテ向きで山積みにされているのを発見した。私は、そのような状態で問題用紙を放置していたら、魔がさした受験生に問題用紙を見られるのではないかと思った。とはいえ、尋常ではないほどの問題用紙が置かれていたので、私はどうしてよいかわからず、そのまま教室を出た。

 その後、私は校内を探検しようとして、廊下を歩いていった。入試当日なのに、その学校の生徒たちがたくさん廊下を歩いていた。彼らは、私にまったく挨拶も会釈もせず、普段どおりの雰囲気で休み時間を過ごしていた。

 しばらくして、私は廊下の奥までやってきた。廊下の奥には外壁がなく、アーケードの商店街のように、そのまま外に出られるようになっていた。不思議に思いつつも外へ出てみると、目の前で、関羽・張飛・夏侯惇・夏侯淵など6名の武将をとりあげた博物展が開かれていた。三国志の大ファンである私は、これから入試監督の業務があるのに、博物展の内容が気になって、強い興奮をおぼえた。

                            < 完 >

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