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夢日記347 ~ 相通ずる何か ~

 私が訪れた大きな屋敷には、人間の身長と同じくらいのサイズの大きな本が何冊も置かれていた。私は、そのうち1冊を手に取って読んでみた。その本には、『唐獅子図屏風』とよく似た、きらびやかな絵が載っていた。私は、その絵と人気の大物芸人のネタに相通ずるものがあると感じとったため、集中してその絵を眺めていた。

 しかし、「相通ずるもの」があるということを、その場にいた友人や芸人らは、誰ひとりとして理解できていなかった。そのため、彼らは、集中して絵を眺めている私に対して、冷たい視線を向けてきた。

 そうするうちに、帰らなければならない時間がきた。しぶしぶ本を本棚に戻して起床。

                            < 完 >

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