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夢日記865 ~ ビスマルクが悪い ~

 勤務校で、テストの模範解答を印刷してもらうために、事務室に行った。事務室には見知らぬ女性職員がいて、私が印刷を頼むと、その女性職員は非常にイヤそうな顔をした。どうやら、他の先生方も次々と印刷の依頼をしているようで、印刷が追いついていないらしい。とはいえ、印刷をしてもらわないと授業で配付できないので、無理をお願いして印刷してもらった。
 すると、試し印刷の段階で、ビスマルクの写真の腕章がくっきりと写っていなかったので、女性職員から「濃く出ていなくてだいじょうぶですか?」と聞かれた。私は、ビスマルクの写真を指さしながら言った。

「あぁ、そんなんどうでもいいです。こんなん、コイツが悪いんで。」

 印刷をしてもらったあと、私は事務室に置いてあった大量の本を職員室に持ち帰ることにした。その際、私は両手で本を持ったり抱えたりするのは当然のこと、ヒジとヒジの間に本を挟んだり、ヒザに本を挟んだりしながら、かなりムリな姿勢で職員室に戻っていった。ヒジとヒザに本を挟んだ私は、廊下でも職員室でも、まぁまぁ注目を集めた。注目されて、私はそれなりに満足であった。
                             < 完 >

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