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2024.7.24 UNISON SQUARE GARDEN20th Anniversary LIVE ROCK BAND is fun@日本武道館


ライブ当日、X(旧Twitter)に書き殴った感想の再掲です。
特別なライブすぎて、人生のハイライトの一つです。

セットリスト

1.Catch up, latency
2.サンポサキマイライフ
3.Dizzy Trickster
4.fake town baby
5.恋する惑星
6.Hatch I need
7.マーメイドスキャンダラス
8.Invisible Sensation
9.オリオンをなぞる
10.もう君に会えない
11.スカースデイル
12.オトノバ中間試験
13.世界はファンシー
14.フルカラープログラム
MC
15.いつかの少年
16.101回目のプロローグ
MC
17.kaleido proud fiesta
18.スロウカーヴは打てない (that made me crazy)
19.Phantom Joke
ドラムソロ〜セッション
20.天国と地獄
21.君の瞳に恋してない
22.カオスが極まる
23.シュガーソングとビターステップ
MC
24.春が来てぼくら
25.シャンデリア・ワルツ
26.センチメンタルピリオド

まず全体を通して、20年間の軌跡と言うよりも、前回の武道館から今日までの軌跡を見せてくれた気がした。
10年前の武道館も一つの到達点やと思ってたけど、そこからさらに積み上げてきたものを存分に見せてくれた。
あの日からここまでずっとついてきて本当に幸せやったと思えるライブやった

まず1曲目、Catch up, latency
この記念すべき日の1曲目に何がふさわしいか、ずっと考えてたけど、1番完璧な答えを出されて、いきなり号泣してしまった。
「記念日と称してしまえ」
「敬具結んでくれ僕たちが正しくなくても」
完全にこの日のために書かれた曲やった。
何故今日まで気づかんかったんやろう。

Catch up, latencyがリリースされたころ、田淵さんがブログとかで不安になるようなこと書いたり、ちょっとしてTHE KEBABSとかXIIXが始まったりするもんやから、なんかファンがざわついてた記憶がある。ユニゾンの活動止まるんちゃうかって。

そん時に、そんなことあり得んとは思いつつ、ただ、もしCatch up, latencyがユニゾンの最後のシングルになるなら、ラストを飾るにこんなに美しい歌詞はないと思ってた。それくらい、何かの節目を飾るにふさわしい曲やと思ってたから、この曲が記念すべきライブの1曲目に来たことに号泣してしまった。

2曲目のサンポサキマイライフで前回の武道館を少し彷彿とさせつつも、一気にいつものユニゾンのライブの空気に。初期の曲やのにエモさがそこまでないのは、これまで色んなツアーでもやってきたからよね。初期のアルバム曲をこんなに自然にライブでやれるバンド、多くないよ。

Dizzy Trickstarも泣いた。
「みんなが大好きな物語の中じゃ呼吸がしづらいんだね」
「あなたの世界で息をさせて」
「あなたの血が僕に流れてるんだ」
「僕は追いかけられずにはいられない」
が僕たち物好きに向けて書いてくれた歌詞すぎて泣いちゃうんよね。
この日にこの曲をしてくれたことに深い意味を感じた。

fake town babyのさ、
「愛してる この街を 愛してる」
がさ、この日に関してはいつもよりここに強い意味が乗っかっちゃってて、泣いちゃうよね。

恋する惑星もさ、こんなライブで強い曲になっててめちゃくちゃ嬉しいんよな。バンドのキャリア長くなれば長くなるほど、やっぱ昔からやってる定番曲が強くなって、新しい曲って定番になりずらいイメージやけど、ユニゾンは常に新しいライブ定番曲が生まれ続けてて、本当にすごい。

Hatch I needからのマーメイドスキャンダラスさ
かっこよ過ぎて泣くよ。
こういうことされるとファンは泣いちゃう。
何よりも客席が沸いててそれもよかった。
田淵さんの突き詰めてきた曲順の美学が、ファンには浸透しまくってるんやなって改めて思って。

Invisible Sensation、定番泣きソング。悔しいけど泣いちゃう

オリオンをなぞる
僕がユニゾンに一生ついて行こうと思ったのは、前回の武道館の時、当時ユニゾンの代表曲といばまだオリオンやったと思うんやけど、こんな大事なライブにオリオンを外すセトリ組めるのに衝撃を受けたから。
当時からオリオンを武道館でやるのは20周年って決めてたんやね。ありがとう。
一時期、あえてオリオンをあんまやらん時期あったよね。あの時期経験してるから、オリオンがどんどん特別になっていってるんよな。

もう君に会えないはまさかやるとはと驚いてしまった。彼と彼女にもこのライブを見てほしかったよな。

スカースデイル
ここは耐えれんかった。
しかもS.Bstyle
これは泣かん方が失礼かも。
前回の武道館と近い場所にこの曲を置いてたのもなんかよかった

エモが続いた後にオトノバと世界はファンシー。
とにかく楽しい。
オトノバこんなに楽しくて、多分大事な曲やと思うのに、結構レア曲みたいな扱いになってきてるの何でだろう。もっと軽率にやってくれていいのに。

フルカラープログラム
説明不要。みんな泣くやつ。
もっとライブの終盤でやるかとも思ってたけど、あえてこの位置でやっちゃうのもユニゾンらしくて愛おしかった。
前回の武道館とは全く違う終盤のストーリーが控えてるんやなとワクワクもした。

いつかの少年、CIDER ROADツアーもリバイバルも行けなかったから、初めてライブで聴けた。まさかここで聴けるとは。
今まで意識してなかったけど、次の曲に繋がるフレーズを見つけた瞬間に鳥肌が立ってしまった。

そして101回目のプロローグ
やっぱりこの日のために書かれた曲やったね。いつかの少年が始まった時、次絶対この曲くるって確信して、フライング泣きをしてしまった。
今日の主役の一つやと思う。
全歌詞泣ける。あと歌詞変えるなんて聞いてないよ。普段忠実に歌詞をなぞるユニゾンやからこそ、ああいうことされると弱い。


kaleido proud fiesta
101回目のプロローグで、1回ライブが一つ山場迎えた感じがあったけど、そのあと繋げるのはこの曲しかなかったね。
タイアップとしても完璧な曲やったけど、タイアップのふりして自分たちに向けて書いてた曲なんちゃうかこれってくらい、ユニゾンのこと歌ってる曲やね。

スロウカーヴとPhantom Jokeがこの位置にくるのも嬉しかったな。

ドラムソロ〜天国と地獄
ドラムソロのあと何がくるかもずっと考えてたけど、結局この曲しかないのかも。
これは15thからの引用の意味合いもあったのかな。
いつまでかっこいいんやろこの曲は。

君の瞳に恋してない
ラスサビで3人がユニゾンするとこ、いつ聞いても泣いちゃう。
歌詞、いつ聞いても泣いちゃう。
15thでは序盤にさらっとやったけど、今回はライブのピークに持ってきてくれたのも嬉しくて泣いちゃう。
幸せしか詰まってない曲

そして田淵さんのMC
「ついて来てくれとは思ってなかったけど、ずっと見ていてくれることがこんなにうれしいことだと思っていなかった。」
ここで今までの人生でも1番くらい泣いてしまった。本当にファンでいてよかった。

春が来てぼくら
あんな伝説のMCの後にできる唯一の曲かもしれん。
泣きすぎてステージ全く見れんかった。
今後この曲きくとあのMCや武道館の光景を思い出すやろから、軽率に聞けなくなってしまった。

シャンデリア・ワルツ
1番好きな曲がこの位置に来てくれたことに泣いちゃうし、前回の武道館の再現は泣いちゃうし、ユニゾンにとってほんとに宝物みたいな曲なんやなって思って泣いちゃう。
もしこの曲がラストやったら、ライブ終わって一晩たってもまだ泣いてたと思う

ラストはセンチメンタルピリオドしかないよね。
もう涙も枯れそうやったけど、まだ溢れてた。

こんな記念すべき日でも、モニターもつけないし、銀テも出さないし、特別な演出もしない、いつものライブスタンスを貫くところに泣いちゃうよね。

前回の武道館と15thの舞洲でやらなかった、それ以降にできた曲が中心になってて、それでいてセットリストで完璧なストーリー作り上げてて、ほんとにいつから計画してたんやろ。

記念ライブでカタルシスを出すなら、昔からの曲とかレア曲をやったりこの日のために作った新曲とかやるのが常套手段やと思うけど、それに頼らなくてもあれだけかっこよくて感動させるライブをできる唯一無二のバンドやと思った。

10年間UNISON SQUARE GARDENを一瞬も飽きずに応援して来たのは、この日のためやったんやなあ。

ほんとに20年続いてくれてありがとう!
これからもよろしくね

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