{歌詞} あなたに
いつも一緒にいたいんです
朝日が照らす通学路でも
風の抜ける気持ちのいい屋上でも
オレンジに染まる商店街でも
白天井と消毒の匂いのするベッドでも
電子音の響く手術室にも
いつからですか?
私の顔が消えたのは
どこからですか?
私の声が消えたのは
なにからですか?
私の感触が消えたのは
その青白い花瓶だけが残る部屋に
私は朝凪と雫の香りを感じるので
同じ制服を来て登校できないあなたに
同じ授業をつまらないと笑い合えないあなたに
同じ世界にいられないあなたに
私は幕引きの白い布とともに
ありがとうを添えて
手を