能力水晶付加武器の生産、整備{能力設定 装備設定}
・自警団の中には、能力水晶を宿し適性者が使用することによって能力を行使できるようになる武器を持っている団体がある
(京都弁お姉さんの部隊もその一つ)
能力武器保有者には自警団では特注の戦闘服が作られたりする。
(京都弁お姉さんの服もそれ)
(主人公も後々入手。腰に4本の分離した刀身部分を格納できるタイプ。剣については序盤の方で戦闘スタイルからも大剣から剣で使う方向性にしていた)
今までに確認されている兵装
ブレスレット(腕輪) = 能力:他の能力を操る能力
・適応者:京都弁のお姉さん
・この装備に適応していたため、彼女はリーダーになったとも言える
・この装備に適応していたため、自身の所属する団体に入ってくる武器に関しては彼女が検閲していた
・逆にこれが彼女への能力の侵食を進めてしまった部分もある
・装備の特性上、この装備だけでは直接的な攻撃力は持っていない
クナイ(投げナイフ) = 能力複数存在
・京都弁のお姉さんが、自分の攻撃用の装備として工房に依頼した武器。
・武器としては単純な投擲武器
・投擲し、任意のタイミングで腕輪の能力を発動し、投擲したクナイを能力の発動する起点として利用したり、腕輪の能力を最大限利用する方法、1人で複数の能力を使えるようにするために、別々の能力水晶が付加されたクナイを複数装備したりしている。
大剣 = 能力:念能力(サイコキネシス)
・適応者:京都弁お姉さんの自警団の話の主人公
・複数に分割された刀身が能力水晶の力によって大剣の形を成している特殊武器
・主人公は後々、武器の扱いやすさのために片手剣と4本の細身の刀身に分離させ、装備するようになる。
・武器の柄に能力水晶があり、その水晶を介して所持者の望むように分割された刀身を操ることができる。
・刀身自身も強度はあり、分離した刀身を盾替りに使用することもできる。
・能力自体は念能力であるため、剣の柄を介して他の物体を動かすことができないわけではない。
(ただし剣として製造した際に、刀身に対して最も効率良く正確に能力を伝達するために調整されているため、それに比べると精度が劣る)
銃 = 能力:能力効果喪失エネルギーを操る能力
・適応者:ヒロイン2
・銃口一つ、銃身二つのような特殊な構造の銃
・普段はただの銃(ライフル)として使用可能で、リミッターを解除し内部銃身を切り替えることで能力を発射できる
・能力を発射する際、銃弾は発砲されておらず、内部にある能力石に撃鉄で衝撃を与えて活性化させ、そのとき発生したエネルギーを銃弾として発射する
・弾頭はエネルギー弾であり、この銃ではこの弾頭の特性や形状を使用者の意思でその時々で変えることが可能
・ただしエネルギーの総量は変わらない。
・複数の小さな散弾にしたり、一つの貫通弾にしたり、二重構造の分裂弾にしたり、その場の状況や相手に合わせて打つ時に意思だけで変えられる
・その分使用者の適性度と熟練度が必要
・この武器の使用による脳への能力の侵食は、1発ごとに蓄積され、進行度は回数で決まってくる
・ヒロイン2の場合は侵食具合はそこそこ犯されてきており、現在はなるべく実弾での戦闘にしている。
・この能力に触れると、能力の効果が無効化される
・ただしあくまで現在進行形の能力にしか効かない
・過去に作用した能力に対する無効化はできない
・これは能力という名で世界に干渉できる要因となっている能力波自体に影響を与え、能力波が及ぼす影響を消す、という原理
・能力波に影響を与える能力であるため、人間に能力が当たった場合にはほとんど何の影響も変化もないが、能力者が当たると、その個人の能力波の強さにもよるが、強ければ強いほど、激しい頭痛や目眩など、強く影響を受けやすく、一時的に能力が使用できなくなったりする
・しかし直接的な殺傷能力はない
・能力が使用途中で無効化された場合、その能力によって効果を及ぼし始めていたことが全て霧散し、なにもなかったようになる。
グローブ(手袋) = 能力:触れたものに”炎的特性”をまとわせる能力
・適応者:兄貴分の男
・兵装のグローブのような装備で、両手用あるが、右手甲部に能力石が取り付けられている。
・左手甲部には円形の水晶体があり、両手甲を合わせることで右手甲部の能力石から一時的に能力を因果させることができる。
・グローブ本体に攻撃や防御用の装備は無く、あくまで能力を行使するための装備
・適応者の男は、普段の武器として太刀を使っており、戦闘時に状況に合わせて能力を使ったり解除したりしている
・能力の行使はあくまでグローブなので、太刀ではなくても関係なく、触れた対象に能力を発動できる。
・しかし能力の特性から、この能力で直接相手を燃やすことはできない。
・この能力は「炎的特性をまとわせる」能力
・炎的特性とは、揺らめく赤い光、伝わってくる熱量など、炎が炎として認知される要因となる特性の事。
・炎ではなく炎的特性なので、実際の炎のように能力を行使された対象が燃えてしまうことはない。
・そのせいで、逆にこの能力だけでは直接相手を燃やすことはできない。
・しかし能力を行使し、炎的特性が付与された状態のもので触れることで、相手を燃やすことはできる。
(・能力が付与された対象の表面は、状態としては「炎として燃えている物体」と同じ状態として振る舞うため)
・まとわせるとは、能力が直接対象自体に変化を与えているのではなく、その表面を覆うように能力が行使されるという事
・イメージとしては表面が能力の層で覆われ、その層が能力の力 を宿している感じ
・そのため、能力で刀身に能力を付与しても、刀身自体に炎の熱量が伝わることもなく、刀身が熱くなることも燃えることもない。
・例としては、この能力を樹木に対して行使しても、木が燃えることは無いが、触れた落ち葉は燃える。そして落ち葉が燃えてできた炎自体が木に触れてしまうと、能力では燃えなかった木自体も燃えてしまう。
杖 = 能力:光(光線を熱線に変換する能力)
・適応者:ヒロイン3
・武器形状:柄の長いメイス(円形に長板が六枚並べて配置されてるような形のやつ)と術士の杖が合わさったような形。
・メイスの先端に球形の水晶が付き、その先に杖の先端のように形状がある(形状:ひし形、円弧、要検討)
・ヒロイン3は能力適性が低かった分、能力を使う際には呪文詠唱のように技名を言いながら扱う。
(能力武器を使う際に技名の詠唱を毎度行うことにより、能力の習慣付けのような、一種の催眠のような、能力使用の前に身体に身構えさせるための行動)