「Genesis(仮題)」{作品総合設定 簡易版}{物語設定}
ストーリー要素
コンセプト
・一人では成せないことでも、協力してくれる人がいれば達成できる
・どんなに一人で生きようとしても、本当は誰かが支えてくれているものだ
キャラクター
エルシー(主人公)
・体の部位(全体ではない)に装甲(パワードスーツ)を身につけた人型アンドロイド少女
・感情の起伏が激しいけど律儀
・自分の失敗自分で解決したい
児玉祀
・少し薄汚い作業着で生活するロボットの試運転のパイロット
・柔和で優しく、関わると放っておけない性格
・仲間たちと楽しく暮らしていたい
世界観
・荒廃し、水資源の少ない世界(吹き荒れる砂嵐、打ちっぱなしのコンクリートの建物)
・寂れた街と裕福で発展しているが他を排斥している街
・システムによって支配された裕福な世界と、荒んではいるが支配されていない世界
・もともとのシステムが、支配体型のシステムに乗っ取られ、さらに外の世界に武力で進出しようとしている
対立
・もともとのシステムの中枢にいた主人公と、そのシステムを乗っ取った相手
・他を排斥したい思想と仲間と共にいたい思想
・多数を優先する思考と少数でも個を優先する思考
あらすじ
(話の前提設定)近未来都市「グラズヘイム」の都市情報統制システム「LSIM」の擬似人格であったエルシーは、システムを別の存在に乗っ取られてしまう。なんとかそこから逃げ切り、人格を旧型の人型ロボットの体に逃がしたエルシーは、自分を追ってくるシステムから逃げる。
ボロボロで逃げる最中、隣町で仲間たち数人とロボット製作をしている児玉祀(コダマ マツリ)と出会い介抱され、そこで過ごす仲間たちに修理と改善を施してもらえる。
システムを乗っ取られた自分の失態を後悔し、自分一人で抱え込んでいたが、自分を助けてくれた仲間たちと次第に仲を深めていく。
それでも自分の失態を許せないエルシー。
そんな中、グラズヘイムの機械軍がその街を侵略しようと攻め込んでくる。
それに抵抗する祀やその仲間たち。そんな彼らと共に機械たちに立ち向かうエルシー。
そうして軍の大型兵器とも対決し、街を守ろうと奮闘する。
機械軍をなんとか撃退し街を守ったエルシーたち。
自分が街にいるからと、もう一度グラズヘイムに戻りシステム奪還を目指すエルシーに、児玉祀たちが一緒に行くと手を貸してくれる。
最初は拒むも、最後は協力して戦う。
システムの粗、欠点を見つけたエルシーはシステムの転換を決意。自分という自己を犠牲にしてでもシステムを一度破壊しようと動く。
最終的にシステムの転換のための破壊を成功させたエルシーは電子世界の中で児玉祀たちと最終対面を果たし、姿を消す。