大穴の研究所{地名設定}{物語設定}

・今は放棄され廃墟となった旧研究施設
・地上から平屋の小規模研究所が点在する研究所群だが、地下で全ての施設が繋がっている大規模な多階層研究施設
・過去の何らかの事象により、地下施設内部に大穴が空いているが、大穴の最下層に何があるのか、詳細を語る資料は無い
・この研究施設の詳細を記す物はなく、何の研究が行われていたのか、大穴の原因も知られてはいない
・ただ施設内の異常な能力波数値は施設を降るごとに強さを増し、大穴の深部は時折淡く光を放つらしい



・この研究施設は主に能力者が能力を有する原因や能力開花についての研究を行っていた
・また、能力水晶の原石の能力保有と人間への影響についても研究が行われていた
・この研究施設には研究対象の能力者の他に、研究者側にも能力者がいた
・その中に「触れた物体を擬似能力水晶(人工原石と同等の性能、純度、価値)に変異させる能力」を保有する者がいた。
・しかし彼の能力で精製される能力水晶の価値は人工のものと大差無いものだった(それでも強力なことに変わりはないが)
・そんな時に彼ら研究施設に「能力水晶の原石を精製する能力者が発見された」と情報が入り、その能力者を研究対象として確保する事になる
・その能力保有者の少女は研究施設への収容を拒否し、逃走。しかし逃走も虚しく最後は研究施設へ収容され、研究対象になる
・能力の研究過程で、彼女の能力は覚醒、暴走を引き起こし、研究施設は彼女の収容室および階下を巻き込んで崩落
・暴走により彼女を含む周囲が結晶化し、彼女は結晶の中に封じられたような形に。部屋全体およびそこにあった物や生物までもが結晶化し部屋共々地下深くへ崩落した
・結晶化は1つの巨大結晶としてではなく、複数の結晶の複合体として放射状に形成され、それぞれの結晶がそれぞれ固有の能力を保有し、全ては少女の意志により発動させる事ができる
・研究施設崩落後、彼女は大穴の深部に結晶の中で眠ったまま生き続けている

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