「対能力者殲滅特殊部隊(仮)の話」狙撃銃溺愛女の子{キャラクター設定}{物語設定}

・特殊部隊「」の狙撃手
・狙撃の実力からスカウトされ入隊
・最初に惚れ込んだ狙撃銃(やや旧式)が初めて触れた、初めて人を射殺した狙撃銃
・惚れ込んだ狙撃銃は普段から手の届く場所にある
・現特殊部隊では自分で選びカスタムした新型狙撃銃を使用している
・出撃の前には必ず惚れ込んだ狙撃銃にキスをしてから行く
・緊張しやすく、普段はおとなしく、自己主張はしないタイプ
・緊張した時には惚れ込んだ狙撃銃を抱きしめていると落ち着くらしい


「建物の上階から覗くロングバレル。持ち手をも手中にあるような長身に細く光を反射する体。低い打音と先端に瞬く熱光。持ち手をも翻弄する身勝手さから放たれる正確で無慈悲な一閃。あの姿に私は、もうその姿に私は、あれに触れたくて仕方なくなったんです。あれと一緒にいたいとしか思えなかったんです。」
「辺りは燃えていました。炎と血で道も道路も全部赤かったんです。その中にこの子はいたんです。さっきまで天に飛んでいたような、地上を見下ろしていたこの子が、その時、私の前に、血の海の中に転がっていたんです。その姿に私はなんとも言えない不条理と哀しみに似た気持ちと同時に、とてもとても高揚しました。だって、手の届かないはずだったその子が目の前にあったんです。」
「その子に触れて、高揚した私の気持ちと体温が、どうしようもなく冷たくなったその体に吸われていくような、優しく落ち着かせてくれるような、そんな安心感が私に流れ込んできて、この子は私だけの物だと、そう感じたんです。」

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